内容説明
成果主義賃金や日本版401k確定拠出型年金制度など、新たな問題を登場させている財界の賃金抑制政策と、その背景・根拠を批判的に検討。労働運動の発展のための対抗理論を示す。
目次
序章 「財界新戦略」の展開と賃金
第1章 日経連の賃金政策の変遷とその特質
第2章 日本における職種別賃金と雇用の流動化政策
第3章 成果主義賃金制度の本質とその批判
第4章 公務員における行政改革と成果主義賃金
第5章 公的年金、退職金・企業年金、企業福祉の動向
第6章 日本における最低賃金制の現状とナショナル・ミニマム
第7章 21世紀へむけ国民春闘再構築の方向
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