出版社内容情報
コミック雑誌「IKKI」で好評連載された嶽本野ばらの最新作。夭折した画家・田仲容子の遺作をモチーフに、親交の深かった著者が綴った恋愛小説。田仲氏をめぐる人々を書き下ろした26頁に及ぶ「あとがき」も収録。
デビュー以降、“乙女”を描き続けてきた嶽本野ばらの最新作は、「月刊IKKI」という青年マンガ誌に連載されたため、男性にも親しみやすい内容となっている。優柔不断な僕と、記憶をなくした彼女が織りなす恋愛風景。それを、夭折した天才画家・田仲容子の遺作を一章ごとのモチーフとして、親交の深かった著者が綴った恋愛小説全6章。巻頭では目次として、モチーフとなった作品をギャラリー風に紹介し、カラーで楽しめる。さらに、田仲氏をめぐる人々の不思議な真実を書き下ろした26ページに及ぶ「あとがき」も収録。「本編」と「あとがき」、この両者を併せて、初めてこの作品は完結する。
内容説明
嶽本野ばらが夭折の天才画家・田仲容子と紡ぐ恋愛小説。
著者等紹介
嶽本野ばら[タケモトノバラ]
京都府宇治市生まれ。2000年、書き下ろし小説集『ミシン』(小学館)で作家デビュー。2003年、『エミリー』が第16回三島由紀夫賞の候補作となる
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