いま、会いにゆきます

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  • サイズ B6判/ページ数 374p/高さ 14X20cm
  • 商品コード 9784093861175
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

【この本をお薦めします!~紀伊國屋書店京橋店・雑誌担当】
 まるで1冊の本が長いラブレターのように、切なかった。この気持ちを他の人とも共有したい、そう強く感じたので選びました。誰かを大切に想うこと、想われることの尊さ、素晴らしさを感じずにはいられない作品です。

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内容説明

好きな人を思うとき、必ずその思いには別離の予感が寄り添っている。―もし、そうだとしても。書かれているのは、ただ「愛している」ということ。思いきり涙を流してください。新しいベストセラー恋愛小説の誕生です。

著者等紹介

市川拓司[イチカワタクジ]
1962年、東京都生まれ。独協大学卒業。97年からインターネット上で小説を発表。2002年1月、最初の単行本『Separation』を出版
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

遥かなる想い

213
僕と 澪と 幼子 佑司の物語である。 亡くなった澪の思い出が、澪の幽霊に 語られ、蘇る…ひどくメルヘンチックな 雰囲気が心地よい。 僕も 澪も 佑司もみんな 優しく、哀しい。 最後に明かされる真実も 心優しく、 胸に残る おとぎ話だった。2018/11/24

takaC

155
「いま、会いにゆきます。」とは、そういうことだったのか。得心。2013/05/13

あつひめ

106
雨の季節が恋しくなる。雨の中なら人は素直になれるようなそんな気がしてしまう。こんなにピュアな心の持ち主…ピュア過ぎるから…神様が別の道を作ったのかもしれない。二重三重に重なる心の薄い板がミルフィーユのように層をなして脆くパサパサと崩れる感じがして、切ないんだけど心が温かくなる。人をこんなに愛おしいと思えたことがあるだろうか。こんなに健康なのに…人に臆病になってる場合じゃないって道を開けられたような気になる。雨の音は心のノックのような気がする。あー、映画も観たくなった。2014/03/24

佳蓮☆道央民

99
★★★★★久しぶりの恋愛小説。そして、初読み作家さん。本当に最高の恋愛小説だった。久しぶりにドキドキ&キュンキュン出来て、心が満たされた。最初ゆったりペースで読んでたら、一気に途中から展開気になって、一気読みしちゃいました。もう愛がこの本には沢山詰まりすぎて、溢れてました。そんな感じで、本当に王道の恋愛小説で、恋愛小説好きな方は読まないと損ですね(笑)巧は心身共にとても弱くて、なんか心理状態がやばくなった時と、自分が似てて読んでてとても辛かったです。だけども、佑司と澪が支え合って、三人で生きれるんだって2016/06/20

99
映画化されましたが原作の方が何倍も良いです。泣けます。

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