出版社内容情報
誘拐殺人未遂のいわれなき罪で収監された実話を元に描いたデビュー小説『P.I.P.』に次ぐアジアン・アンダーワールド・ノヴェル第2弾! フィリピン・マニラ超長期滞在のなかで紡がれた作者の魂の叫びがさく裂!
大反響を呼んだアジアン・ミステリー「P.I.P」の続編。 中学教師を辞し放浪先のカンボジアでいわれなき罪で収監されたイザワは、裏金と頭脳を駆使し、騙し騙されの駆け引きの末自由を勝ち取り、現地で友人の孤児院を引き継いだが、経営難に陥り、単身フィリピン・マニラへ。なけなしの金を投じたカジノで有金をほとんどすり、明日を案じることさえできない状況の中、元エリート証券マンという奇妙な日本人ホームレスに出会う。そして彼の手引きで、謎の中年マジシャン、日本にいられなくなったやくざ、元億万長者の鳩レース手配師、獄中天才詐欺師、えせボランティアのカメラマンなど、ひと癖もふた癖もある謎に満ちた長期滞在の日本人たちに出会う。
内容説明
中学教師を辞し放浪先のカンボジア・プノンペンで誘拐殺人未遂罪の謂れなき罪のため収監され、奇跡の脱出を果たした私は、気が付けば再びマニラの獄中にいた―。今、生死を賭した「あってはならない絶望の第二ラウンド」のゴングが鳴った。アジアン・アンダーワールド・ノヴェル第二弾。
著者等紹介
沢井鯨[サワイクジラ]
横浜市出身。札幌で教師を6年間務めた後、退職し世界を放浪。97年、カンボジアでネパール人とポリスに嵌められ半年間投獄される。その時の体験をもとに小説『P.I.P.(プリズナー・イン・プノンペン)』でデビュー
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感想・レビュー
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