出版社内容情報
食卓に集う人々のさまざまな人間模様をワイン自身の物語に重ねて描いた心温まる短編小説集です。著者は今、人気上昇中の若手ソムリエで、ソムリエならではの観察力と暖かい視点が絶妙なハーモニーを奏でます。
今、人気上昇中の若手ソムリエが描く、食卓に集う人々の人生とワインをめぐるハートウォーミングな掌編小説集です。別れた夫婦が久々に再会したときに選んだワイン、彼女の誕生日に、ひたすら待ちつづけた男の想いに応えたワイン、結婚式の時と同じメニューを選んだ女性のひとりきりのディナー、老人が最後の晩餐に選んだシャンパンなど、ワイン自身が持つ物語とレストランに来る人々の人生模様が絶妙のハーモニーを奏でます。随所にソムリエならではの鋭い観察力と暖かい視点が光るまったく新しいワイン小説の誕生といえるでしょう。なお、各章の終わりにワインに関するコラムも併せて掲載。ワインに関する薀蓄も身につきます。なお、デギュスタシオンとは仏語でワインなどのテイスティングの意味です。
内容説明
ソムリエが描くハートウォーミングな掌編小説集。
著者等紹介
渋谷康弘[シブヤヤスヒロ]
1964年、新潟県生まれ。初めて飲んだボージョレ・ヌーヴォの味わいに感動し、ギャルソンとして都内のレストランに勤務。後、パリでの滞在を経てインターコンチネンタルホテルズに入社。休暇を利用し海外を巡り、ワイン生産者やレストラン関係者との親睦を深める
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感想・レビュー
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