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後催眠

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  • サイズ B6判/ページ数 229p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093860635
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

「催眠」の数年前という舞台設定で、前半は、主人公・嵯峨敏也とおなじみの登場人物を中心にミステリアス&スピーディに話が展開しますが、次第に恋愛モードにシフト。ラストの「意外すぎる結末」が涙を誘います。

 東京カウンセリングセンター・催眠療法科に勤める嵯峨敏也の携帯電話に、ある日、謎のメッセージが入る。「木村絵美子に会ってつたえて。深崎透さんはもう忘れろって・・・」 その後、嵯峨は、深崎という男は精神科医で、絵美子という女性はかつて彼の患者だったことを知る。しかも、深崎は数年前、食道がんの手術をした後に病院から失踪していた。 が、行方をくらましていたはずの深崎が突如、絵美子に連絡を取ってきた。ちょうど同じころ、絵美子はアルバイト中に不審な男に監禁されるという事件にあったばかりで、再度精神的に不安定になっていた。そんな絵美子を鼓舞し、勇気づける深崎。絵美子は、困難を乗り越え、精神的に立ち直るが、最後にある意外な〃事実〃に気づく…。

内容説明

嵯峨敏也は謎の女からの電話を受けた。嵯峨にとって、かつて催眠療法の教師でもあった精神科医・深崎透の失踪を、木村絵美子という患者に伝えろ。女の声は一方的にそう指示し、電話は切れた。癌に冒され、余命いくばくもない深崎と、絵美子のあいだに芽生えた医師と患者の垣根を越えた愛。だがそこには驚くべき真実が隠されていた―。「催眠」を遙かに凌ぐ感動、異色にして胸を打つラブストーリー。リアリズムとファンタジーの狭間に位置する松岡ワールド最高傑作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

そのぼん

24
今回は、ラブストーリー調だったのでちょっと驚きました。深崎先生の正体は途中から薄々解りそうな雰囲気でしたが、それでも最後まで読んでみると切なかったです。2012/10/15

calaf

13
自分の死後も、治療をし続ける医師...凄すぎる...それにしても、この話では嵯峨氏は脇役なのか。。。2013/08/18

zanta

11
265/9/27/2016 嵯峨のシリーズが好きだな。嵯峨はどうからむのと思っていたら、そう来たかという感じ。思いの強さ深さに感服した。2016/09/27

ゆきを

8
(図書館)催眠に続き、手に取りました。また多重人格?と思いきや。深崎先生にやられました。賛否両論あるとおもいますが、とてもよかったです!2019/10/14

きょんたん

6
松岡圭祐さんの「催眠」の続き・・・っていうか、数年前の話しらしい☆ 最初はタイトルの意味がわからなかったけれど、読み終わると納得☆ 昔、神経症で通院していた女性がどんな状況なのかとか、イメージしにくいい部分が小説読むことでイメージできました☆ 小説には核心にはあまり関係ないのですがP36あたりにかいてある男性と女性ちがいが興味深かったです♪だって、地図を回すのも、左右の区別がつきにくいのも、まさしく私のことなんだもん(笑)2012/07/22

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