出版社内容情報
ダ・ヴィンチ、印象派、ダリ、北斎・・・。総数39点の絵画を忠実に立体化。ハイビジョンCG技術が可能にした世界初の快挙。表紙にレンズを組み込んだ立体視ビューワーで、だれでもすぐ3D絵画の世界が楽しめます。豊富な解説付き。
名画が立体に! ダ・ヴィンチから印象派、ダリまで、西洋絵画の名作を3D化した世界初の立体絵画集。25人の巨匠による計39点の名画を豊富な解説と共に収録しました。 表紙に組み込んだ新開発の高品質レンズ式ビューワーを覗くと、そこには誰もが初めて見る立体となった絵画空間が広がり、思わず驚きの声があがります。しかし、「3D美術館」の観客が味わうのは、2次元の絵画が立体化する驚きだけではありません。たとえば絵画の世界に入り込むような全く新しい知覚体験。絵の中を奥へ、手前へと自由に視点を動かせる快感。それはごく自然にディテールへのつぶさな観察を誘います。今まで気がつかなかった物体の存在や関係を発見し、よく知っていたはずの名画がまた違ったものに見えてくるのです。本書を見た人は、今後すべての絵画の見方が変わるはずです。 さて、この美術史上初の快挙はいかにして可能になったのでしょうか。それはまさにコンピューター・マジック。93年マルチメディアグランプリ受賞の杉山誠氏がハイビジョンCG技術を駆使した結果生まれた、「ハイテク職人芸」なのです。2枚並べられた絵画にはほとんど見破ることのできない微細な加工が施され、立体カメラで撮影した場合と同じステ