こうふくろう

個数:
電子版価格
¥2,079
  • 電子版あり

こうふくろう

  • ウェブストアに68冊在庫がございます。(2025年09月07日 18時20分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 528p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093801300
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0095

出版社内容情報

社会派ミステリの名手によるクライム巨編

後味最凶の作家デビュー20周年記念作品!

二〇二〇年五月、大学生の芹沢涼風はコロナ禍の影響で息が詰まりそうになる毎日を過ごしていた。ある日、彼女が池袋の公園を訪れると、そこには同じように孤独に苛まれ、行き場をなくした者たちがいた。
血がつながっていなくても、戸籍上は同じ家族でなくても、強い絆で結ばれた「本物の家族」を作りたい――。涼風は親しくなった者たちと「こうふくろう」を立ち上げる。
しかし、いつしか想像を超えて巨大になった集団の内部では、日常的に犯罪行為が繰り返されるようになっていく。
不穏な日常、酷薄な悪い奴ら、鳥肌必至のラストシーン……これはあなたのすぐ隣にある物語。

人々の心に巣くい、世に蔓延る「闇」の根源を炙り出す、戦慄のクライム巨編!

「今までで一番ダークな作品になったかもしれません」(著者)




【目次】

内容説明

ただ「本物の家族」になりたかった―。二〇二〇年五月、大学生の芹沢涼風はコロナ禍の影響で息が詰まりそうになる毎日を過ごしていた。ある日、彼女が池袋の公園を訪れると、そこには同じように孤独に苛まれ、行き場をなくした者たちがいた。血がつながっていなくても、戸籍上は同じ家族でなくても、強い絆で結ばれた「本物の家族」を作りたい―。涼風は親しくなった者たちと「こうふくろう」を立ち上げる。しかし、いつしか想像を超えて巨大になった集団の内部では、日常的に犯罪行為が繰り返されるようになっていく。社会派ミステリの名手、作家生活20年の集大成。人々の心に巣くい、世に蔓延る「闇」の根源を炙り出す戦慄のクライム巨編!!

著者等紹介

薬丸岳[ヤクマルガク]
1969年兵庫県生まれ。2005年に『天使のナイフ』で第五一回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー。16年に『Aではない君と』で第三七回吉川英治文学新人賞、17年に「黄昏」で第七〇回日本推理作家協会賞(短編部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

206
薬丸 岳は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。本書は、デビュー20周年記念作品、裏IWGPノワールと言った感じでした。途中までは好かったのですが、最期はあっけなく、後味最凶ではありません🦉🦉🦉 https://www.shogakukan.co.jp/books/09380130 2025/08/30

いつでも母さん

165
血がつながっていなくても、戸籍上同じ家族でなくても、強い絆で結ばれた「本物の家族」を作りたい―芹沢涼風が西島翔達と立ち上げた『こうふくろう』巨大化した集団は、涼風達の手を離れて犯罪行為が常習化していた・・「本物の家族」かぁ。時はコロナ禍、閉塞感に若者の孤立が絡んで帯には『あなたのすぐ隣にある物語』とある。登場人物が多いのに加え別の呼び名が飛び交う為に混乱しながら、重たくイヤ~な空気感に支配されて読後感は悪い。池袋のフクロウ像はどんな目で彼らを見ていたのだろう。そして、ナイト・小堀颯太は何処へ・・2025/07/19

のぶ

97
登場人物が多く本名とニックネームが混在するので、読み進めるのに苦労した。血縁でなくても同じ思想を持つ集団『こうふくろう』を立ち上げた芹沢涼香。巨大化しすぎて手に負えなくなり、犯罪が行われ哀しい事態が発生する。未成年者、性犯罪、麻薬、コロナ禍の首切り等、誰もが陥るかもしれない穴はたくさんある。涼香の最後は少しだけ救いがあった。長い作品をどうにか読み切ったが、評価は薬丸さんの本の中ではあまり良いとは思えなかった。2025/07/23

ゆみねこ

82
コロナ禍で人とのつながりが絶たれ、孤独に苛まれた若者たち。池袋の公園に集まる行き場をなくした者たち。血がつながらなくても強い絆で結ばれた「本物の家族」を作りたいと大学生の芹沢涼風は親しくなった仲間と【こうふくろう】を立ち上げた。しかしその実態は涼風の理想としたものではない犯罪集団に。うーん、帯に謳ってある通り後味の悪い結末…。とんでもないモンスターが。。それにしても読み難い。ニックネームと本名が混在して、時系列も分かりにくかった。2025/08/08

星群

81
あぁ、こうだったな、コロナが流行り出した頃って。緊急事態宣言、リモート、三密。まぁ、私はあまり関係ない仕事だったので、どの段階の時も常に通常モードでしたが。うーん、繋がりを求めての純粋な気持ちだったはずなのに、いつのまにか犯罪集団ですね。一人の怪物を創り出してしまった様で、彼の動向が心配です。惹句通り、まさしく〝後味最凶〟でした。2025/08/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22678164
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品