出版社内容情報
週刊文春元トップ記者が描く日韓戦後秘史!
「シン」と「重光」――二つの名前を使い分け、男は日韓の運命を動かすフィクサーとなった。
週刊文春元トップ記者が圧倒的取材で描く重厚ノンフィクション。週刊ポストの衝撃連載「シンと重光」が、大幅加筆されついに書籍化。
昭和の妖怪・岸信介、韓国大統領・朴正熙、東声会・町井久之、KCIA・李厚洛・・・・・・。八十三円を握りしめ、船で日本海を渡った男は、なぜ巨大な人脈と富を手に入れられたのか。
日韓にまたがる巨大財閥・ロッテの創業者、重光武雄。その生涯を「表」の栄光だけでなく、これまで多く語られることのなかった「裏」の政財界人脈からも炙り出す。
<主な内容>
序章 日韓をつないだ政商の「血と骨」
第一章 八十三円を握りしめて
第二章 「シン」と「重光」のはざまで
第三章 チューインガム戦争と政界工作
第四章 母国への帰還
第五章 ロッテオリオンズ誕生と岸信介
第六章 KCIAとの太いパイプ
第七章 日本海を股にかけて
第八章 繁栄の代償
第九章 兄弟の亀裂と悲しき晩年
終章 政商から「日韓の架け橋」へ
【編集担当からのおすすめ情報】
週刊文春でスクープを連発した元トップ記者が満を持して送り出すノンフィクション。重光武雄氏の親族からロッテ関係者、日韓政財界関係者に至るまで圧倒的な取材量で「日韓の運命を動かしたフィクサー」の実像に迫ります。
内容説明
昭和の妖怪・岸信介、韓国大統領・朴正煕、東声会・町井久之、KCIA・李厚洛…八十三円を握りしめ密かに船で日本海を渡った男は、なぜ巨大な人脈と富を手に入れられたのか。週刊ポストの衝撃連載、ついに書籍化!
目次
日韓をつないだ政商の「血と骨」
八十三円を握りしめて
「シン」と「重光」のはざまで
チューインガム戦争と政界工作
母国への帰還
ロッテオリオンズ誕生と岸信介
KCIAとの太いパイプ
日本海を股にかけて
繁栄の代償
兄弟の亀裂と寂しき晩年
政商から「日韓の架け橋」へ
著者等紹介
西〓伸彦[ニシザキノブヒコ]
1970年岡山県生まれ。立命館大学卒業後、『週刊ポスト』記者を経て、2006年から『週刊文春』記者となり、2020年11月からフリー。経済事件を始め、幅広い分野で取材・執筆を行なっている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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