出版社内容情報
まだまだわしらはバカなのだ!
伝説の「あやしい探検隊」結成から、既に50年以上の月日が経った。
その正統後継団体として発足した「雑魚釣り隊」は、今も週刊誌連載を主戦場に、毎月、日本全国のどこかの海や川、沼や水たまりに集まり、竿を出しては雄叫びをあげている。
シリーズ第7弾となる今作では、誰が一番うまい魚を釣ってくるのかを競う「第1回雑魚釣りステークス」が開かれたのを皮切りに、冬の館山ではカワハギの肝をたくさん食べる痛風肝試しに挑戦。夏の東京湾では干潟でアナジャコたちと手にハサミ握り合う激闘を繰り広げた。
そして、クライマックスは能登半島の超特級キャンプ場で繰り広げられた酒と幻の高級魚にまみれた大宴会! なんと、その一部始終は地元テレビ局の特番で放映されてしまったという。はたして苦情は殺到しなかったのか?
依然、進化も成長もしないおバカな男たちの行状記。とくとご覧あれ。
目次
寒風ついてやったぞ銀色美人アジ
スレンダーにヒラヒラ。東京湾タチウオ作戦
第一回雑魚釣りステークス
金属の贋エサに噛みつくシーバス「バカ説」
おれたちは静岡超AAA級キャンプ地に帰ってきた
さあ、でかいのもコマイのも釣ったもん勝ちじゃい
そうだ!干潟の獲物があった
陸前高田ヒラメ騒動
秋晴れ堤防釣り。獲物はすぐに昼飯のおかずだ
新島シマアジ入れ食い騒動
旨さに悶絶!人間回転寿司
カワハギの肝だめし
宮古島ぱいかじ作戦
山上湖のヒメマスは湖底でホホホと笑う
待望釣り日より、初島のサスペンス
船釣り対陸っぱり 南九州のたたかい(前編)
船釣り対陸っぱり 南九州のたたかい(後編)
真夏のある偽の夜の出来事
能登半島イヤサカサッサイ大馬鹿旅(上)
能登半島イヤサカサッサイ大馬鹿旅(中)
能登半島イヤサカサッサイ大馬鹿旅(下)
著者等紹介
椎名誠[シイナマコト]
1944年、東京生まれ。作家。写真家、映画監督としても活躍。79年にエッセイ『さらば国分寺書店のオババ』でデビュー。89年『犬の系譜』で吉川英治文学新人賞、90年『アド・バード』で日本SF大賞を受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
えか
coolgang1957
ドナルド@灯れ松明の火
tetsubun1000mg
toshi