巨人V9 50年目の真実―栄光の時代を築いた名選手、立ち向かったライバル33人の証言

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巨人V9 50年目の真実―栄光の時代を築いた名選手、立ち向かったライバル33人の証言

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  • サイズ B6判/ページ数 383p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093798730
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

V9戦士とライバル、33人が語るあの時代

1965年から始まった、球史に残る金字塔「V9」を達成した読売巨人軍の選手と、対戦した名選手・監督ら計33人の証言集。『週刊ポスト』大人気連載が単行本化!

●長嶋茂雄「相手の決め球を意識したことはない」
●王貞治「長嶋さんには借りがある」
●金田正一「冷めたトンカツに仰天」
●広岡達朗「ドン・川上との愛憎」
●国松彰「川上監督からの手紙」
●荒川博「神様の嫉妬」
●中村稔「船の上の川上哲治」
●城之内邦雄「エースのジョーの苦悩」
●鈴木章介「球界初の走り方指導」
●黒江透修「長嶋さんとの全裸素振り」
●堀内恒夫「門限破り事件の真相」
●森祇晶「勝っても喜べなかった」
●高田繁「火鉢の音に怯えた日々」
●末次利光「ONの後を打つ意味」
●関本四十四「投手のサイン」
●柴田勲「長嶋さんとの100m競争」
●吉田孝司「森さんは交代を拒否した」
●淡口憲治「僕はサインの伝達役だった」
●広野功「代打満塁弾とV9」
●上田武司「スーパーサブの矜持」
●萩原康弘「後楽園の名前のないロッカー」

ほか、ライバルとして吉田義男、安仁屋宗八、平松政次、福本豊、松岡弘、高木守道、野村克也らの証言を収録。

【編集担当からのおすすめ情報】
『週刊ポスト』誌上で2014年7月より連載された「私だけが知る『巨人V9の真実』」をまとめた単行本です。今から50年前の1965年から1973年まで、読売巨人軍は9年連続日本一=V9を達成しました。本連載はその時期にV9に貢献した巨人選手、彼らと対戦した選手・監督にリレー形式でインタビューを行なったものです。
プロ野球が最大の娯楽だった時代に活躍した名選手たちの、個性的で豪快な秘蔵エピソードが満載。オールドファンはもちろん、現在のファンにも楽しめる1冊です。

内容説明

1965年~1973年、読売巨人軍は「9年連続日本一」を達成した。球史に残る偉業を成し遂げた男たち、そして、最強の敵に挑んだ選手は何を思いながら勝っていたのか。伝説から半世紀経った今だからこそ語られる、秘蔵エピソード33篇。

目次

第1部 V9戦士の証言(長嶋茂雄 ワンちゃん、川上監督とのあの熱かった時代;王貞治 僕と長嶋さんが決して同室にならなかった理由;金田正一 川上監督に託された「長嶋復活」、そして“400勝引退”の秘話;広岡達朗 ドンに重要され、疎まれた男だから分かる名将・川上哲治の「功と罪」;国松彰 「目配り、心配りの人」でもあった川上哲治が書いた「妻たちへの手紙」 ほか)
第2部 V9に立ち向かった男たちの証言(杉下茂 V9で能力を使い切った選手たちは最後は「鶏ガラ」だった;吉田義男 「個」で戦った阪神は川上巨人のチームプレーに負けた;安仁屋宗八 目前のノーヒットノーランは次打者・王貞治の圧力で失敗した;平松政次 長嶋をバックに投げることを夢見た高校生は長嶋キラーになった;深澤弘 僕が中継でバラしてしまった長嶋さんが引退スピーチでついた「嘘」 ほか)

著者等紹介

鵜飼克郎[ウカイヨシロウ]
1957年兵庫県生まれ。京都産業大学卒業後、編集プロダクションを経て『週刊ポスト』記者として、スポーツ、社会問題を中心に幅広い取材活動を行なう。04年に「やらせ現場スクープ撮 白骨温泉は着色されていた!」で編集者が選ぶ雑誌ジャーナリズム賞・大賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

山田太郎

47
昔は巨人大嫌いだったんですが、最近そうでもなくアンチ巨人も巨人ファンのうちと言われたことがありますが、それはそのとおりだと思いました。最近そう強くもないし、えげつないことやらないので、あんまりおもしろくないな。ちなみに、私は小学生のころは近鉄ファンでかなり浮いてました。2017/01/17

fwhd8325

17
たまたまの偶然なのだが、V9時代のジャイアンツに関する著作を続けて読んだ。リアルタイムで経験してきているが、さすがに子供の時に見て感じたものとは大きく違う。川上監督の人間味溢れるエピソード、金田投手の恐るべきプロ意識。それらが、今では想像もつかない強いジャイアンツを作り上げた。そして、その力は同じく戦ってきた他のチームも認めるところである。先日の賭博事件は、こうした歴史にも傷をつけてしまったように思う。ただ、強かっただけではなかったジャイアンツ。それは、現役に選手こそが学ぶべきものなかもしれない。2015/11/29

Gamemaker_K

7
偉大なる思い出話集。堀内さんのところの「長嶋さんを叱ると皆がピリッとするし、本人にはそれほど影響が出ないのを知っている」ってのがとにかく笑えて仕方なかった。2015/09/06

トライ

4
V9に関わった人たちの証言集。広岡が牧野なんか中日から呼ぶからその後の巨人は弱くなったとか言ってるのは、やっぱ凄いなとw 複数から同じ話が出てるのは本当の話なんだろうなー、ということで。例えば長嶋が「今日の平松は打てないよ」って言ったら川上監督に「お前が打てないって言ったらみんな打てなくなるだろ」って怒った話はいろんな人が言ってるので事実なんでしょうねぇ。移籍してきたカネヤンの練習っぷりを見て意識改革した人も多かったけど、中村稔は「あれはアピール練習だよ」とか言ってたw2015/11/09

キャッスルグレンギャリ

3
昭和30年代生まれた野球少年なら間違いなく楽しめる本です。本書を読んでいる最中に小久保侍ジャパンの無残な敗北があったものですから、川上監督の偉大さがより際立ちました。意外だったのは金田投手の存在の重要性。彼の巨人の移籍は「最後は巨人の投手で終わりたいだけのものか」と思ったのですが、身体のケア、食事の摂り方など、現代野球では当たり前のことを、巨人の選手たちに伝授していったのでした。2015/11/24

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