狼の牙を折れ―史上最大の爆破テロに挑んだ警視庁公安部

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  • サイズ B6判/ページ数 384p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093798532
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

出版社内容情報

ためし読み
公安捜査官「実名」ノンフィクション

東京・丸の内、三菱重工ビル。昼休みを終えようとするオフィス街に轟音と爆風が駆け抜けた。瞬く間に立ち込めた白煙、正視に耐えない遺体、身動きできない重傷者の上に容赦なく砕けたガラスの破片が降り注いだ。
現場に駆けつけた捜査官は、爆発の衝撃でコンクリートに生じたすり鉢状の孔に向かって心の中で語りかけた。
おまえら、やるのかよ。こんなことやっても世の中はなんにも変わりゃしないんだよ。なんでこんな罪もない人たちを殺すんだ。俺たちが「受けて立たなきゃいけない」じゃないか――。
犯行声明を出したのは「東アジア反日武装戦線”狼”」。11件に及ぶ連続企業爆破事件の嚆矢だった。
史上最大のテロ「三菱重工業爆破事件」を引き起こした謎の犯人グループは、天皇暗殺まで企てていた。「狂気の犯罪」に警視庁公安部はどう立ち向かったのか。
捜査の指揮を執った土田國保警視総監の日記を初公開。日本で初めての公安捜査官「実名」ノンフィクション。今、最大の秘密組織がヴェールを脱ぐ。

内容説明

日本初!公安捜査官「実名」ノンフィクション。史上最大のテロ「三菱重工爆破事件」を引き起こした謎の犯人グループは、天皇暗殺まで企てていた。「狂気の犯罪」に刑事たちはどう立ち向かったのか。今、最大の秘密組織がヴェールを脱ぐ。衝撃の初公開!土田警視総監日記。

目次

爆発
駆けつけた公安部幹部
呼び寄せられる猛者たち
ブン屋と捜査官
浮上する犯人の「思想」
端緒
極秘捜査
土田警視総監
緊迫の張り込み
熾烈な攻防
密議
決定的証拠
“謎の女”を追え
主犯への肉迫
「逮捕状」の攻防
スクープ記事
犯人逮捕
声をあげて哭いた
事件は終わらず

著者等紹介

門田隆将[カドタリュウショウ]
1958(昭和33)年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。ノンフィクション作家として、政治、経済、司法、事件、歴史、スポーツなど幅広い分野で活躍している。『この命、義に捧ぐ台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で第19回山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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nyaoko

86
昭和49年に起こった三菱重工爆破事件。知らなかった。生まれてはいたけど、意識してニュースを見てなかった。その前後にも爆破事件があり、全て同じ犯人だった事、その犯人達はその後、日航機ハイジャックで人質と引き換えに解放され、今もどこかの国で生きていると言う事。沢山の事実に驚いた。公安がどうやって犯人を追い詰めていくのか、何故彼らは警察官から公安へ行ったのか、時代背景から進学を断念し、生きる為に警察官となった悔しさを職務への熱量に変えていく様に胸が熱くなった。2019/03/06

ゆみねこ

75
三菱重工ビルを始めとする連続爆破事件の犯人を追う捜査員たちの努力。当時ニュースで見た凄まじい爆破の映像を思い出して身震いしました。暴力では社会は変えられない、そして超法規措置と言うテロリストの解放は何とも残念なことである。かつて日本でもこのようなテロ事件があったことを、事件を知らない若い世代の方々に読んでもらいたい。警察小説でとかく悪役扱いされる公安部に対する見方も変わるかもしれません。2015/02/25

ぶんこ

63
人命よりもスクープを重んじる新聞社。 犯人の目に触れなかったのは偶然にすぎない。 どんなアクシデントがあったかもしれないのだ。 この点に関しては、読み終わった今でも鬱々としています。 当日近くにいたので、ガラスが割れるまでを見てしまいました。 轟音の後、大きく外側に湾曲したガラスが、下に落ちていきました。 2人の刑事さんに、通勤時に2つのドラム缶のような物がビル正面に置いてなかったか聞かれました。 この本を読んで、新たに知った事、アレと思う事が有り、同じように思って読んでいる人達がいるでしょう。2015/02/28

みえ

53
ビル爆破事件や警察の指揮を取る方の家を爆破して奥様が亡くなったり、ホントに大変な時代があったんだな~と恐ろしくなった。しかも犯人、北海道で道東の進学校で通ってる今も在る高校や~。2019/04/29

姉勤

48
一般人を狙った死者8名、重軽傷者376名の爆弾テロ。遠く中東やアフリカの話ではなく、かつて日本で日本人の手で起こされた凶悪犯罪だが、本書を手に取るまで知らなかった。無知故と云えばそれまでだが、故意か不勉強かしらないが「日本でテロは1回も起きてない」と、国会で宣う自称リベラル議員が居るこの国では、伏せておきたい力が働いているのだろう。主義思想は抜きで、本書の公人の正義を全うした警察官たちには頭が下がり、血の通いを感じる。このスピリットが継がれていく事を願わずには居られない。そして蒙昧である事は羞恥と識る。 2015/02/28

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