日本人の知らないユダヤ人

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093798068
  • NDC分類 199
  • Cコード C0095

出版社内容情報

国際弁護士として世界で活躍する著名な弁護士である著者が、50歳を過ぎてユダヤ教への改宗を決意し、5年に及ぶ宗教指導者との一問一答を経て合格。ユダヤ教の戒律、衣・食・住の日常生活がわかる興味深い一冊。

内容説明

「だから、私はユダヤ人になりました」5年間に及んだ宗教指導者による口頭審査、土葬の決意、割礼の激痛。60歳で改宗した日本人国際弁護士が明かすユダヤの教え、感嘆の衣・食・住・性―。

目次

はじめに ユダヤ人のありのままの姿を知ってほしい
プロローグ 日常―執着なく、今を生きる
第1章 契機―すべての出来事に定められた時がある
第2章 学習―勉強することで神に近づく
第3章 挑戦―試験、土葬の決心、割礼…改宗までの試練を乗り越える
第4章 生活―シンプルな人生が幸せにつながる
第5章 発想―疑うことが知的な成果を生む
第6章 両立―弁護士として、日本人として
エピローグ 未来―ユダヤ教が誘う終わりなき精神の旅

著者等紹介

石角完爾[イシズミカンジ]
1947年生まれ。京都大学法学部卒業。在学中に国家公務員上級試験(現1種試験)、司法試験に合格。通商産業省(現経済産業省)を経て、ハーバード、ペンシルバニア大学のロースクールを卒業。ニューヨークの法律事務所「シャーマン・アンド・スターリング」を経て、1981年に千代田国際経営法律事務所を開設。弁護士、弁理士。2002年にアメリカの教育コンサルタントの公認資格を取得し、ボーディングスクール留学の紹介も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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fu

27
改宗してユダヤ人になった日本人が語るユダヤ教。著者の主観が強い内容だが、ユダヤ人が迫害にも負けず世界中で活躍する理由がわかった気がする。歴史が民族の個性を作ったのか、または逆なのかわからないが、「何事も疑う」「諦めない」「リスク分析し常に複数の選択肢を設ける」ユダヤ人。「生きている間に得たものに執着してはならない。失うことを恐れると、免疫力に一番悪いストレスを受ける。人は塵から生まれて塵に返る。執着を持つことは意味がない。人生頑張ることは大切だが、どうにもならないことはやり過ごすべき」 2014/10/25

みっちゃん

23
私の身近にユダヤ人の友達はいないのだが、この本を読んで、ユダヤ人についてもっと知りたい、友達になりたいと思った。なんとユニークで魅力的な民族なのか。著者は日本人だが自らの意思で60代になってユダヤ教に改宗した方。改宗の顛末や、ユダヤ人の友達との交流が読みやすく面白く書いてある。その苦難の歴史にも触れ、ユダヤ的な生き方の強み(学び続ける、家族を大事にする、リスク回避、戒律と安息日を守る)が私たちに幸せをもたらすと語る。もう少しユダヤ人について知りたいと思わされた。好著。2016/01/16

こんころ

3
徹底して問いかけ、考え、議論することが、子供の頃から当たり前のように習慣づいているユダヤ人。日本人と思い切り差をつけられている感じがした。しかし、この著者は、改宗までの道のりは極めて困難とされるユダヤ教に改宗までしてしまった。凄すぎる。超エリートのお方をここまで惹きつけるユダヤ教に益々興味が出てきた。世界をフィールドに活躍する著者、日本を見放してしまったかのように見えるが、この著書のメッセージを読むと、やはり日本人で日本のことがお好きなのだろうなあと伝わってくるところが救い。自分自身も日々の生活を見直そう2012/06/09

シサキ

2
ユダヤ人のものの考え方が分かりやすく書かれてる。終わりない学び、好奇心、議論、自己主張、したたかさ、寛容さ。見習う部分は多々あれど(あれどというか多々ありすぎて)、それユダヤ教である必要あんの?って感想に近付いた。読んでて思ったんだけど、己の体を傷付けることは許されない(カミソリを使わない人もいるくらい)のに、割礼はいいの?目的の問題なの?2012/02/19

サクラ青木

2
難しい事抜きでわかりやすく、現代に生きるユダヤ人の考え方について知る事が出来た。問い続けること、知的好奇心を常に持つ事、議論のために勉強をし続ける事などは、だらけた生活に喝をいれてくれる。ユダヤ人を異質なものと表現されているけれど、人間味溢れていて興味深い。もっと日本人との発想の違う意見を色々知りたいと思った。2012/10/29

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