出版社内容情報
"脱サラに成功した51人の""喜怒哀楽""物語"
『週刊ポスト』人気連載の単行本化。会社の自主廃業を機にペンション経営に踏み出した山一証券マン、子供の発病に衝撃を受け保育所経営を思い立った商社マン、経営陣のイジメに見事リベンジを果たしたフランチャイズ店員、父の死により家業を継ぐ決意を固めた医師、書店で偶然手にした本から漁師に弟子入りした営業マン、派手なアパレル業界に疲れ僧侶に転じたマヌカンなど、52人の人生の転機と決断を丹念な取材で追う。転職して得たもの失ったものは何か?そのとき家族は?孤独をどう乗り越えたか?転職はそんなにいいものなのか?不景気の逆風を衝いて船出し自分や家族や亡き人のために生き抜く決意を固めた52人の涙と笑いのノンフィクション。
内容説明
商店、居酒屋、僧侶、医師、漁師、芸術家…不況に負けず、家族の反対を押しきり、弱い自分とたたかいながら、人生をわが手に取り戻すため会社をやめた52人の転機と決断、「その後」を追った涙と笑いのノンフィクション。
目次
エリート人生と決別した「山一証券」元社員たちの6年後
虎ファン酒場経営と百名山踏破!年収より趣味に賭けた堂々人生
大手商社を捨てて“収入ゼロ”から始めた「農家」「探偵」への転身
夢を実現するために独立した起業家たちのベンチャー精神
メガネチェーンを解雇された元社員が新会社でリベンジ!
大手電機メーカーから「花卉栽培」「コテージ経営」に転じた自然回帰
人生の修羅場をへてたどり着いた“生涯現役”を貫く仕事の充実感
年収が激減しても「少欲知足」の精神で仏門に入る
田舎で自分の居場所をさがしていた妻を元気づけた商売繁盛の充実感
仕事を一緒にするようになって妻の長所に気づいた家族の風景〔ほか〕
著者等紹介
田沢拓也[タザワタクヤ]
1952(昭和27)年、青森県生まれ。早稲田大学法学部、第一文学部卒業。出版社勤務を経てノンフィクション作家。『ムスリム・ニッポン』で第4回21世紀国際ノンフィクション大賞優秀賞、『空と山のあいだ』で第8回開高健賞を受賞
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