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出版社内容情報
日本の民俗はどのように変貌してきたか…。明治以来の躾、教育、家族関係、戦争、海外交流のなかに探り、さらには今後どのように持続することが可能かを検討して、現代における民俗学の意義を鋭く問う。
内容説明
現代の大衆消費社会は人間生活のあらゆる分野を変貌させ、伝統的な民俗社会の母胎は崩壊した。現代社会の深部に横たわる諸相を探り、民俗学の意義を問い直す。
目次
序章 伝統の変貌と持続
第1章 『昭和史世相篇』の構想
第2章 しつけの伝統と近代教育
第3章 家と家族
第4章 故郷の精神誌
第5章 霊魂の浄化
第6章 日系移民の“くに”意識
第7章 変転する日常生活
第8章 都市化と民俗
第9章 戦争と民俗