出版社内容情報
探検家の脳内はこんなにも面白かった!
BE-PALの大人気連載がついに単行本に! 日本を代表する探検家が、日々の生活で悩み、迷い、そして突き進む理由が濃密に描かれています。
極北を旅し、極夜を彷徨い、夫婦の軋轢に悩み。半径1メートルの世界観と、極北の数千キロの世界観。両方を知る探検家だからこその面白味がギュギュッと凝縮しています。
人生に悩んだとき、仕事に疲れたとき、なにかを思いきって突破したいとき、気持ちを前向きにしている金言がそこかしこに!
「旅をしたときに自由だと感じられるのは、『判断』と『成り行き』の連動作業を体験できるからだ」
年齢も性別も、世代も時空も超えて、自分なりの探検に出てみませんか!
【編集担当からのおすすめ情報】
今や日本の探検家を代表する存在となった角幡唯介。その人間的な部分を、正確かつユーモラスな筆致でまとめた珠玉のエッセイです。探検家らしいギラリとした眼光、たまに笑うと少年のような素直な顔を見せる、人間カクハタの正体が丸分かり。一歩踏み出すときの勇気の源や、綿密な準備をしながらもハプニングを呼び寄せる人間らしい一面は、読んだ人を元気にすること間違いなし!
内容説明
日々悩む人間カクハタの真実!ウンコを食料にできる動物は、究極のリサイクル動物である。/白夜では毎日朝寝坊しても全然困らない。/豪雨と美しすぎる沢に五感が開きすぎて、イヤラシイ妄想にとりつかれてしまった…。BE‐PALの大人気連載ついに単行本化!珠玉のエッセイ49本収録。
目次
第1章 山に登る。冒険をする(山の判断 人生の決断;辛坊さんが救助されるのは当たり前 ほか)
第2章 極地を旅する王道(三十八歳、シーカヤックはじめました;御嶽山の噴火とリスク ほか)
第3章 新しい世界の創出(自転車。その曖昧な存在;私、お金もらってないんですが… ほか)
第4章 自然と対峙する感覚(極地探検に向けた特殊訓練;ナルホイヤの思想 ほか)
著者等紹介
角幡唯介[カクハタユウスケ]
ノンフィクション作家・探検家。1976年、北海道芦別市生まれ。早稲田大学探検部OB。チベット・ツアンポー峡谷の探検を描いた『空白の五マイル』で開高健ノンフィクション賞、大宅壮一ノンフィクション賞、梅棹忠夫・山と探検文学賞、『雪男は向こうからやって来た』で新田次郎文学賞、『アグルーカの行方』で講談社ノンフィクション賞、『探検家の日々本本』で毎日出版文化賞書評賞を受賞。『極夜行』(文藝春秋刊)で本屋大賞ノンフィクション本大賞、大佛次郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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