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家を抜け出し、川に佇つ

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  • サイズ B6判/ページ数 223p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093665438
  • NDC分類 787.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

水と風と光、人と魚、それだけのエッセイ。

「ちょっと急用ができた。行ってくる。夕方には戻る」玄関口で声を張り上げ、家を飛び出した。我ながら堂々として素早い動きであった。

岩手の名だたる釣り師も、「また行くんですか」の家人の声には弱い。顔色をうかがいつつ、時に敏捷に、時にフェイントをかけて川に赴くと、そこには、ごつごつした風貌のイワナや、パーマークの美しいヤマメが待っている!
まだ時折雪が吹き付ける三月のヒカリ釣り、芽吹きの時期の山吹ヤマメ、夏のキャンプ地での少年の釣果、伝説の雫石一本毛鉤、そして釣りの後の川辺でのコーヒー、妻に持ち帰る一枝のヤブ椿…。
竿で魚を釣り、筆で人のぬくもりをすくい取る、手練のエッセイ。

内容説明

竿で魚を、筆で人のぬくもりを釣る村田久。水と風、光と木、そして魚と人。岩手発のエッセイ。

目次

家を抜け出し、川に佇つ
春の雪嵐
やぶ椿
桜吹雪
芽吹きの喫茶店
少年釣り師
おいてけぼり
お花見
祖父ちゃんのヤマメ
カワセミ〔ほか〕

著者等紹介

村田久[ムラタヒサシ]
1942年、北海道生まれ。現在、岩手県一関市在住。勤務のかたわら、釣り続け、またエッセイを書き続け、定年退職後はいっそう釣り続け書き続けている。アウトドアインストラクターとして、講演やシンポジウムでも活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ぷかり

4
想像させる渓流エッセイ。羨ましい。震災は大丈夫だっったのでしょうか?

tom

4
初登録(笑)。釣りキチが結婚する前も,結婚してからも,岩手の山の中を駆けずり回って,イワナや鮎やヤマメを釣り続ける。読んでいて,これはとても幸せな本。釣りキチという人たちは,話を聞いても釣果をいただいても,とても幸せ。釣り人の本を読んだのは開高健以来なのだけど,ああいいなあと,開高健の時とは,また違う喜びに。いい本だ。2011/03/08

Daisuke Toyoda

1
「また釣り?」と家族に文句を言われながらも家を抜け出して釣りに行く…すごく幸せなことです。あとがきから抜粋『なんだかんだ言っても、これまで釣りができたのは、帰る家があり、待っていてくれる家族がいたからだ。感謝している。』という筆者の気持ち。僕も結婚してからちょっと分かるようになってきました。釣りと家族と川での出会いを軸に書かれた短編集。心暖まる本。2013/08/06

08041511

0
ほんわかしたエッセイです2016/04/14

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