出版社内容情報
噺家・林家彦いちが撮った楽屋の芸人たち!
「人生で大事なことはすべて楽屋で学んだ」という噺家・林家彦いち。彼が長年撮りためた楽屋の写真には、芸人が芸人にしか見せない素顔が写っています。リラックスしたりおどけたりの表情のほか、舞台袖から他の芸人を見るまなざしなど、楽屋には真剣さと洒落が混在したカオスの魅力に満ちあふれています。 また楽屋の不条理なルールや前座という仕事、若手落語家の鬱屈とエネルギーなど、ふだん高座ではうかがい知れない寄席の裏側を爆笑エッセイで紹介します。 巻頭に生きる勇気を与えてくれる「楽屋語録」を収録。 伝統芸能の「いま」をくまなく紹介した、寄席通いが100倍面白くなる(?)フォト・エッセイです。
内容説明
楽しい部屋と書いて楽屋です。噺家が見た、聞いた、撮った、楽しい部屋の住人たち。
目次
楽屋な日々(楽屋語録―人生で大事なことはすべて楽屋で学んだ;寄席との遭遇;「楽屋」は楽しい部屋か;前座限界ライン;「その座布団に座ってはいけない」;楽屋大図解;仕事師;ある落語会の形;桜の樹の下で)
楽写―楽屋入りからハネまで
著者等紹介
林家彦いち[ハヤシヤヒコイチ]
昭和44年7月3日鹿児島県生まれ。平成元年国士舘大学文学部中退後、林家木久蔵門下へ入門。前座名「きく兵衛」。平成5年二ツ目昇進。「林家彦いち」に改名。平成12年NHK新人演芸コンクール大賞受賞。平成14年真打昇進。平成16年第九回林家彦六賞受賞。古典落語の枠におさまらず、精力的に新作落語を作り、高座にかける。寄席や落語会のほか、テレビ・ラジオ・CMなど多彩な活動を展開
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