楽写

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093665117
  • NDC分類 779.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

噺家・林家彦いちが撮った楽屋の芸人たち!

「人生で大事なことはすべて楽屋で学んだ」という噺家・林家彦いち。彼が長年撮りためた楽屋の写真には、芸人が芸人にしか見せない素顔が写っています。リラックスしたりおどけたりの表情のほか、舞台袖から他の芸人を見るまなざしなど、楽屋には真剣さと洒落が混在したカオスの魅力に満ちあふれています。 また楽屋の不条理なルールや前座という仕事、若手落語家の鬱屈とエネルギーなど、ふだん高座ではうかがい知れない寄席の裏側を爆笑エッセイで紹介します。 巻頭に生きる勇気を与えてくれる「楽屋語録」を収録。 伝統芸能の「いま」をくまなく紹介した、寄席通いが100倍面白くなる(?)フォト・エッセイです。

内容説明

楽しい部屋と書いて楽屋です。噺家が見た、聞いた、撮った、楽しい部屋の住人たち。

目次

楽屋な日々(楽屋語録―人生で大事なことはすべて楽屋で学んだ;寄席との遭遇;「楽屋」は楽しい部屋か;前座限界ライン;「その座布団に座ってはいけない」;楽屋大図解;仕事師;ある落語会の形;桜の樹の下で)
楽写―楽屋入りからハネまで

著者等紹介

林家彦いち[ハヤシヤヒコイチ]
昭和44年7月3日鹿児島県生まれ。平成元年国士舘大学文学部中退後、林家木久蔵門下へ入門。前座名「きく兵衛」。平成5年二ツ目昇進。「林家彦いち」に改名。平成12年NHK新人演芸コンクール大賞受賞。平成14年真打昇進。平成16年第九回林家彦六賞受賞。古典落語の枠におさまらず、精力的に新作落語を作り、高座にかける。寄席や落語会のほか、テレビ・ラジオ・CMなど多彩な活動を展開
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

姉勤

13
普段見る事が出来ない寄席や会の楽屋の景色を、噺家ならではの文と写真でまさに活写。高座後のリラックスな下着姿や、芸をみるシリアスな姿勢には緩急があり、ひとつの噺のよう。10余年前の写真なので、あの真打が前座だったり、この師匠は痩せていたり、または殆ど変わっていないぞと楽しめて、いきなり名人の迫力、そして高座で二度と見られない寂しさもあったり。移りゆくの時代を切り取っているようで、この楽屋という空間はずっと変わらないんだろうな。2013/01/23

もえぞう

2
自分が好きな落語家なので、どんな文章を書くのか興味があり読みました。文章は50ページ位しか無く写真がメインの本でした。彦いちさんはカメラが趣味なのは知っていましたが、寄席でこんなに写真を撮っていたとは思いもしませんでした。自分にとって貴重な写真が見られて嬉しかったです。文章より写真の方に倍以上ページを割いているので、少々中途半端な本だなと思いました。どうせなら、写真だけにすれば良かったのでは?と思いました。2023/12/19

くま

1
彦いちさん、写真がうまいです!文章もうまいです!ものすごく素敵な1冊でした。文庫化されないかなー。前座の頃のエピソードもよかったし、師匠方の昔の写真もよかったなー。2010/03/15

若獅子

0
久しぶりに寄席に行きたくなった。2011/12/06

ko1kun

0
三木助師匠の鼻は、先代の鼻そのもの。生で聴きた(見た)かったなぁ。2009/10/02

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