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仁淀川漁師秘伝―弥太さん自慢ばなし

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093663922
  • NDC分類 664.2
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本屈指の清流である仁淀川(高知)で川漁師を営む宮崎弥太郎氏が、ユーモラスな土佐弁で語る、川の生物の習性や漁法、その食べ方まで。日本の川が置かれている状況を浮き彫りにする貴重なノンフィクション。

 ウナギやアユ、カニ、エビ、ナマズといった川の生物の習性や漁法、その食べ方までをユーモラスな土佐弁で川漁師、宮崎弥太郎氏が語ります。聞き手のかくまつとむ氏もまた、日本の釣りや魚文化をライフワークとする書き手で、宮崎氏と仁淀川の魅力をあますところなく引き出しています。漁の仕組みやコツなどは具体的なイラストで表現し、川遊びのマニュアルとしても役立つ構成になっています。川漁師のもつ職能的ソフトは、知的好奇心をくすぐるとともに、私たちがアウトドア生活を楽しむ際のヒントに満ちています。良質な読みものであると同時に日本の川が置かれている状況を浮き彫りにする貴重なノンフィクションでもあります。

内容説明

「川漁師」が語る、水質日本一の清流と生き物たちのドラマ。ウナギのヒゴ釣り、アユの火振り漁、ツガニのカゴ漁、ナマズの筒ヅケ、ゴリのガラ曳き、オコゼのズズクリほか、秘伝を大図解。

目次

第1漁 ウナギ
第2漁 アユ
第3漁 昔の川遊び
第4漁 ツガニ
第5漁 テナガエビ
第6漁 ナマズ
第7漁 アオノリ
第8漁 ゴリ
第9漁 イダ・地バヤ・改良バヤ
第10漁 川と船
第11漁 仁淀の雑魚たち
第12漁 オコゼ釣り

著者等紹介

宮崎弥太郎[ミヤザキヤタロウ]
昭和8年生まれ。中学卒業と同時に漁師として仁淀川に“就職”する。流域では数少ない現役の職漁者であり、生き物の習性や自然全般に通じた川の生き字引的な存在として、一目置かれている。越知町在住
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

hnzwd

20
高知県にあり、四万十川に勝るとも言われる仁淀川。この川で漁師として生活する宮崎さんに様々な魚の採り方や勘所を語ってもらう形式になっています。宮崎さんの語りをそのまめの言葉で記載しているため、方言や魚の別名などもそのまま。それがまた日本語らしく、どこか懐かしさを感じました。2022/12/05

高橋 (犬塚)裕道

6
星3.5。面白い!有川浩の「空の中」に登場する宮じいのモデルになった実在の川漁師・宮崎弥太郎さんの語り本。高知の訛りの語りなので少々読み辛いが面白い。川遊びがしたくなる!川魚が食べたくなる!2018/11/20

寂しがり屋の狼さん

5
有川 浩さんの「空の中」に出てくお爺さんが素敵な人だと話すとモデルになった方の本があるからと貸してもらいました。 読んでみると…まさに「宮じいがそこにいる!」 仁淀川を知りつくした川漁師であり、惜しみなくその技術を披露している。優しく方言で綴られるその匠の技は自身が長年、獲物とする魚と漁場とする川に向き合い鍛え上げてきたものであり、そのプロとしての自信と誇りに「突き詰める」とはこう言うことかと学ばせて頂きました。まさに仁淀川の神様。この本を紹介して貸してくれた方に…ありがとう!。2018/10/12

decomo

4
有川さんのオススメ。いやー高知行く前に読んでおけばよかった。釣りって全くやったことないけれど、面白いなぁと思いながらよみました。2019/03/17

りょう

4
有川さんのエッセイで絶賛されてたら入手して読んだ本。川漁師のすごさ、職業としての自負と探求心、何よりも川が好きで漁が好きな気持ち。楽しい!すごーい!2016/05/17

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