出版社内容情報
日本屈指の清流である仁淀川(高知)で川漁師を営む宮崎弥太郎氏が、ユーモラスな土佐弁で語る、川の生物の習性や漁法、その食べ方まで。日本の川が置かれている状況を浮き彫りにする貴重なノンフィクション。
ウナギやアユ、カニ、エビ、ナマズといった川の生物の習性や漁法、その食べ方までをユーモラスな土佐弁で川漁師、宮崎弥太郎氏が語ります。聞き手のかくまつとむ氏もまた、日本の釣りや魚文化をライフワークとする書き手で、宮崎氏と仁淀川の魅力をあますところなく引き出しています。漁の仕組みやコツなどは具体的なイラストで表現し、川遊びのマニュアルとしても役立つ構成になっています。川漁師のもつ職能的ソフトは、知的好奇心をくすぐるとともに、私たちがアウトドア生活を楽しむ際のヒントに満ちています。良質な読みものであると同時に日本の川が置かれている状況を浮き彫りにする貴重なノンフィクションでもあります。
内容説明
「川漁師」が語る、水質日本一の清流と生き物たちのドラマ。ウナギのヒゴ釣り、アユの火振り漁、ツガニのカゴ漁、ナマズの筒ヅケ、ゴリのガラ曳き、オコゼのズズクリほか、秘伝を大図解。
目次
第1漁 ウナギ
第2漁 アユ
第3漁 昔の川遊び
第4漁 ツガニ
第5漁 テナガエビ
第6漁 ナマズ
第7漁 アオノリ
第8漁 ゴリ
第9漁 イダ・地バヤ・改良バヤ
第10漁 川と船
第11漁 仁淀の雑魚たち
第12漁 オコゼ釣り
著者等紹介
宮崎弥太郎[ミヤザキヤタロウ]
昭和8年生まれ。中学卒業と同時に漁師として仁淀川に“就職”する。流域では数少ない現役の職漁者であり、生き物の習性や自然全般に通じた川の生き字引的な存在として、一目置かれている。越知町在住
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感想・レビュー
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