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背負い富士

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  • サイズ B6判/ページ数 436p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784163247908
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

喧嘩、博打、女遊び……森の石松、大政、小政ら次郎長一家オールキャストで臨む待望の“山本版・清水の次郎長”。NHKドラマ化決定!

内容説明

次郎長が、石松が、命知らずの男たちが、時代をかけめぐる。一力版“清水の次郎長”

著者等紹介

山本一力[ヤマモトイチリキ]
1948年高知市生まれ。都立世田谷工業高校電子科卒業後、さまざまな職業を経て、97年「蒼龍」で第77回オール讀物新人賞を受賞。2002年「あかね空」で第126回直木賞受賞。江戸の下町に住む庶民の暮らしを、人情味あふれる筆致で描く作風で多くの読者の心をつかむ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wasabi

12
清水の次郎長に森の石松、かつて父からよく聞かされた二人。どうやらかなりお気に入りの仁俠の徒なんである。我が世代の者どもは一様に彼らの名だけは知っている。ところがこの年に至るまで、彼らについて具体的な生き様なり功績なりをなんも知らない。近頃はテレビや映画でもその名をほとんど聞かないし、知らなきゃ知らないでいいんである。が、一力さんの著作を検索していたらこの本を見つけ、父のことを思い返したりして読みたくなった。ん〜、まあなるほど。昭和のおとぉさんまでは好いたであろう男気一本。でもやはり分かったようで分からぬ。2024/03/21

藤枝梅安

3
「オール讀物」に05年1月号から06年1月号まで連載された長編。舞台は駿河の国・清水湊。「清水の次郎長」として知られる侠客の物語。明治26年から物語が始まる。次郎長と同い年の幼なじみで次郎長を支えた、音吉が語る次郎長の思い出話、という設定。薪炭商を営む美濃輪屋の次男として文政3年の元旦に生れた長五郎は母親の弟が営む米屋・甲田屋に養子に出され、米屋を継ぐことになる。米蔵の仲士・源次郎を兄のように慕う長五郎は、その後の人生で常に源次郎を範としていくことになる。2009/10/30

半べえ (やればできる子)

0
★★★★2010/02/27

けい

0
いやぁ、格好良かった。切ったはったは誉められたことじゃあ無いけれど、心意気は見習いたい。けじめ、とか、恩義とか、何より自分を律する心、忘れちゃなんないな。2012/12/01

彩美心

0
おもしろかったんだが、粗筋をおっているようなもの足りなさもあった。   次郎長や石松について学べたのが大きい収穫だ。私はなにを隠そう地元民。でも彼らのこと何も知らなかった。かっこいい男たちがいたんだなぁ。誇りにしよう。2012/08/05

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