出版社内容情報
日本の古典文学のベストセラーが現代語訳と原文でよめる『日本の古典をよむ』シリーズ第5回配本。読んでびっくり!の面白い説話の宝庫『宇治拾遺物語』と、教科書で作品名は習うけれど、現代語訳がほとんどなかった『十訓抄』をお届けします。 誰もが知ってる「こぶとり爺さん」「雀の恩返し」「わらしべ長者」や、芥川龍之介作「鼻」の話が『宇治拾遺物語』に出てくることをご存じですか? 滑稽話はもちろんのこと、奇矯な話、猟奇的な話まで、まさに説話のオンパレード! 『十訓抄』は、人生の機微に満ちた処世訓がつまっていて、昔も今も人というものが変わらないことを、しみじみと教えてくれます。
小林 保治[コバヤシ ヤスハル]
翻訳
増古 和子[マスコ カズコ]
著・文・その他
浅見 和彦[アサミ カズヒコ]
著・文・その他/翻訳
内容説明
これが古典?雀の恩返しにわらしべ長者。先人の知恵と笑いがたっぷりつまった面白さ抜群の説話集。
目次
宇治拾遺物語(鬼に瘤を取られる事;竜門の聖が鹿に代ろうとする事;金峯山と箔打ちの事;鼻の長い僧の事 ほか)
十訓抄(人に恵みを施すべき事;驕慢を避けるべき事;人倫を侮らざる事;人について戒むべき事 ほか)
著者等紹介
小林保治[コバヤシヤスハル]
1938年、青森県生れ。早稲田大学大学院修了。日本文学専攻。早稲田大学教授
増古和子[マスコカズコ]
1933年、埼玉県生れ。早稲田大学大学院修了。日本文学専攻。国士舘短期大学教授
浅見和彦[アサミカズヒコ]
1947年、東京都生れ。東京大学大学院修了。日本文学・地域文化論・環境日本学専攻。成蹊大学教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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