人生賭けて―苦しみの後には必ず成長があった

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 207p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093592109
  • NDC分類 783.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

アニキが語る21年間のプロ野球人生!

1992年、広陵高~東北福祉大を経て広島東洋カープにドラフト4位で入団した金本知憲は、野球人としては体の線が細く野球選手としては非力であった。しかし己の肉体を鍛え上げ、フルイニング出場1492試合という世界記録を樹立するような偉大なホームランバッターへと変貌を遂げる。単に記録だけではなく、骨折していたにも関わらず試合に出場し右手一本でヒットを放つなどの勝負強さを兼ね備え、記憶に残る打者でもあった。野球ファンからは親しみを込めて「アニキ」と呼ばれ、多くの人々に愛された。2010年3月、右肩棘状筋断裂という大ケガを負いながら、復活のために血の滲むようなリハビリを続けた。本書は、今まで語られることの無かったケガからの復帰や、引退を決意するに至った過程を詳細に追っている。また彼に近い清原和博氏や赤星憲広氏などの証言から、アニキの人物像を立体的に浮き彫りにしている。

【編集担当からのおすすめ情報】
数々の偉大なプロ野球記録を打ち立てた、真の4番打者・金本知憲。多くの野球関係者が、あれほど練習熱心な野球選手は見たことが無いと驚くほど、真摯に野球に取り組んだアニキが、引退試合で述べた言葉は「若い時に、もっとバットを振っていたら…」という意外な一言でした。これほどの選手でも、まだ野球人生で練習が不足していたと感じることに、思わず驚愕してしまいました。本書は、そんな彼の人柄や、考え方を読者の皆様にダイレクトにお伝えいたします。

内容説明

21年間のプロ野球人生を、鉄人・金本知憲がどのように生きたか。野球に人生のすべてを賭けた壮絶な生き様が、今初めて語られる。

目次

序章 引退
第1章 絶望
第2章 希望
第3章 伝説
第4章 勝負
終章 人生

著者等紹介

金本知憲[カネモトトモアキ]
1968年4月3日、広島県生まれ。180cm、88kg。右投げ、左打ち。広陵高~東北福祉大、1991年ドラフト4位で広島東洋カープに入団。2003年FAで阪神タイガースに移籍。前人未到の1492試合連続フルイニング出場の世界記録保持者。2012年10月9日、引退(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

再び読書

46
当時金本氏が抱えていた怪我の大きさに驚いた。あれほどの人が、投げられなかった痛みは想像するだけで恐ろしい。しかし、高校時代の監督は酷い。社会人として、教育者としてきちんと弁明出来るのだろうか?何か素直ではないぼくは底知れぬ悪意を禁じえない。またもや脱線だが、金本の憧れだった清原の何らかの復活を願う。可愛がって評価が高かった鳥谷のレギュラーを剥奪した仲良し組ではない監督としての姿勢も素晴らしい。やはり人としての器を感じる。参謀を見つけ是非成功して欲しい。人としての器は申し分無い。2017/03/14

きみたけ

34
アニキが語る21年間のプロ野球人生をまとめた一冊。フルイニング出場1492試合という世界記録を樹立するような偉大なホームランバッターへと変貌を遂げます。骨折していたにも関わらず試合に出場し右手一本でヒットを放つなどの勝負強さを兼ね備え、記憶に残る打者でもありました。2010年3月、右肩棘状筋断裂という大ケガを負いながら、復活のために血の滲むようなリハビリを続け、今まで語られることの無かったケガからの復帰や、引退を決意するに至った過程を詳細に追っています。清原和博氏や赤星憲広氏などの話も良かったです。2021/06/15

田中

15
右肩負傷の真相を知り、今さらだけれど本当に金本はタイガースに尽くしてくれた選手だと感じます。言葉にならないくらいプロ魂を感じました。晩節の金本は、打てない、守れないと、そのヤジは酷かった。当時の僕は「自称阪神ファン」が金本を罵倒するのに怒りを覚えました。これを読むと金本の苦悩が痛いほどよく分かります。広島球団は、金本より「野村」や「緒方」が幹部候補だったことも知りました。金本は「阪神監督」で優勝し、ライバル緒方を見返して欲しいです。金本タイガースの「優勝」は一生記憶に残る偉業になる。フレ!フレ!金本!!2017/04/28

たいぱぱ

14
阪神の監督になった今、3年半前の本書に書いてある通りの改革をしてほしい。改革じゃないや、「超変革」だな。併殺打の少なさの理由に感動し、ここでも新井イジリをやめないのかと笑ってしまった。2016/05/02

来訪者

12
先日引退した「元」プロ野球選手金本氏の自伝。阪神タイガースの文化を変えたといってもいいと思っているのですが、やはりファンが作り上げたイメージと御本人の本来の姿にはギャップがあるようで、トークショーではいつも困るというエピソードは面白かった。野球好きの方は勿論、自己啓発本としても読めるのではないでしょうか?東北福祉大へ行った経緯は必見。そして長い間お疲れ様でした!無趣味らしいけど楽しんで、そして指導者として帰ってくることをお待ちしてます。2013/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/5664115
  • ご注意事項

最近チェックした商品