おばあちゃん、青い自転車で世界に出逢う

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  • サイズ 46判/ページ数 208p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093567268
  • NDC分類 963
  • Cコード C0097

出版社内容情報

あなたの宝物にそっと気づかせてくれる物語

メキシコのオアハカで手作り菓子「アルファホール」を売りながら、つましく暮らしている天涯孤独のマルおばあちゃん、90歳。ある日、遙か昔に家を出てしまった息子がすでにこの世にいないこと、そして彼には一人息子がいたことを知る。マルおばあちゃんは、自分の「人生の環」を閉じるべく、おんぼろの青い自転車でまだ見ぬ孫に会うために、450キロの旅に出る……。
マルおばあちゃんの叡智に溢れる言葉と無欲で自由な生き方が、「知らないうちにあなたの手のなかにあった宝物」にそっと気づかせてくれる。人生に迷える人に贈る、スペインから来た哲学小説。

内容説明

メキシコ、オアハカ。天涯孤独、90歳のマルおばあちゃんは、手作りのお菓子アルファホールを売ってつましく暮らしていた。ある日、遥か昔に別れた一人息子がすでにこの世にいないこと、そして自分に孫息子がいることを知る。マルは自分の人生の環を閉じるべく、青いおんぼろ自転車で孫をさがす旅に出る―

著者等紹介

ローデナス,ガブリ[ローデナス,ガブリ] [R´odenas,Gabri]
1976年スペイン南東部、ムルシア生まれ。ムルシア大学で哲学を学び、博士号を取得。作家として活躍する一方、ムルシア大学オーディオビジュアル・コミュニケーション学部で教鞭を執る。社会心理学系の雑誌に寄稿、学術誌に論文も多数発表している

宮〓真紀[ミヤザキマキ]
スペイン語・英語翻訳家。東京外国語大学外国語学部スペイン語学科卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

はる

60
90歳のマルおばあちゃんはボランティアで孤児院で働いている。だがある日、行方の知れなかった息子に子供がいると知ったおばあちゃんは、その子に会うためにオンボロ自転車に乗って遥かな旅に…。旅の途中で様々な人と出会うおばあちゃん。彼らはおばあちゃんの言葉に救われ、また彼らもおばあちゃんの孫との意外な縁を伝える。作者の人生についての哲学をおばあちゃんの言葉で描くのは不自然だし退屈。疑問を感じる。それでも、素朴なおばあちゃんのキャラクターは魅力的で愛おしい。物語自体は素敵だと思う。2021/04/10

kibita

13
「自分の人生の輪を閉じる」という言葉が心に残る。おばあちゃんの自転車ロードノベルかと思いきや哲人おばあさんの含蓄のある言葉と、出会う人々との対話。二十代の頃読んだ「アルケミスト」は、物語構成が哲学、自己啓発本を感じさせず感銘を受けた。しかしこのマルおばあちゃんは出発時から悟ってる。確信を持っている。人生の何たるかを。自分はどうだろう。最後に丸く輪を閉じることが出来るだろうか。2022/03/25

よぽ

7
90歳のおばあちゃんが自転車で旅に出るロードノベルかと思っていたら、「アルケミスト」のような物語でした。マルおばあちゃんの穏やかながらもぶれない芯の強さが、関わった人々の心を溶かしていく、さくさく進みすぎるくらいのテンポが読みやすかったです。2021/04/15

ねむ

7
普通の小説というよりは自己啓発系。各章で出会う相手から生き方の姿勢を学ぶ、見つめ直すという流れで、小説としては物足りない感じがした。人生は一つの環、でもスタート地点に戻ってきたとき、まわりの風景も自分自身もスタートしたときとはちがうものになっている。2021/04/07

hnc3

7
初めて行く本屋は普段と違う棚で運命的に本に出会う時がある。 本書は手に取った瞬間に「見つけた」と思った。 あらすじを一目見ただけで惹かれずにはいられなかった。 私は昔このオアハカに滞在していたことがあるので 自然豊かで心地よい気候、生活や食べ物の匂い、 温厚な人々などメキシコの情景を感じながら読み始める。 哲学や自己啓発要素が強く「またか」と思う部分もあるが それでも、とても素晴らしい本だった。 少なくとも私にはとても深く心地よく沁みた。 ヤマザキマリさんが帯に書いている通りだと思った。2021/03/28

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