P.S.アイラヴユー

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  • サイズ B6判/ページ数 519p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093565011
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

亡き夫から妻に毎月届けられる10通の手紙

29歳のホリーは、10代の頃から付き合っていた1歳年上のゲリーとゴールイン。家族と友人に囲まれ、幸せな結婚生活を送っていた。楽しい日々がずっと続くと思っていた2人に突然の不幸が襲う。夫ゲリーの死だった。空想と現実の間でさまよいながら泣き暮らすホリーのもとに、ある日10通の封書が届く。それは、悲観にくれる妻が立ち直れるように、彼が遺していた手紙だった。愛に満ちた手紙のラストにはいつも「P.S. アイラヴユー」と。愛する人との永遠の別れと再出発を描いた感動作。

内容説明

「幸福な人生」を信じて疑わなかったホリーに、突然襲いかかった夫の死。絶望にうちひしがれる彼女のもとに、ある日「ザ・リスト」と書かれた手紙が届いた―。最愛の人を失った悲しみと、最愛の人に出会えた幸せをかみしめながら、徐々に生きる力を取り戻していくホリー。林真理子翻訳で贈る、人生の再出発を描いた感動作。

著者等紹介

アハーン,セシリア[アハーン,セシリア][Ahern,Cecelia]
1981年9月30日、アイルランドの首都タブリンに生まれる。父はアイルランドの現首相バーティ・アハーン。ダブリンのグリフィス大学(ジャーナリズム専攻)卒業後、大学院で映画を専攻。母に勧められて小説を書き始め、3か月で処女小説『P.S.アイラヴユー』を書き上げた

林真理子[ハヤシマリコ]
山梨県生まれ。1982年『ルンルンを買っておうちに帰ろう』でデビュー。『最終便に間に合えば』『京都まで』で第94回直木賞、『白蓮れんれん』で第8回柴田錬三郎賞、『みんなの秘密』で第32回吉川英治文学賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

レモンケーキ

4
読み終わりました。 久しぶりに外国の方の書かれた本を読みました。日本語訳は林真理子さん。とても面白かったです。最後のあたりの、ダニエルの心変わりの素早さとホリーが最初の頃に登場してきた相手をコーヒーに誘うあたりはちょっと???無理な展開に感じましたが、、全体的に好きなストーリーでした。映画も機会があれば観てみようと思います。2018/09/26

2
いいところもあるし、アレレなところもある。何故林真理子が訳しているのか謎だ。2018/06/08

のんたん:-)

2
こんな人いたらなって思う。じぶんが死んだ後のこと考えて、あんなことしてくれるってほんとにいい恋愛だったんだなぁて思える。2010/10/26

りょう

2
本当に泣ける。 あの手紙は本当に素敵な贈り物だと思いました。

mao

1
大切な人を失った時、人はどれ位の時間があれば立ち直れるのだろう?そんなことに基準はないと分かっていても、ふと考えてしまった。大人の愛が伝わってくるストーリー。ゲリーがホリーの為に10通のカードを投函しに行った朝のエピソードに涙が出た。別れが出会いを連れてくることもある。ゲリーはそのきっかけをきちんと残してくれた最高の旦那さま。家族や友人の支えありきだけど、1年で人は大きく変われると教えてくれた作品。2013/02/12

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