出版社内容情報
ドゥンガ、呂比須、エムボマ、ホンミョンボ(サッカー)、ローズ、ホージー(野球)、ラトゥ(ラグビー)、ギルモア(ヨット)、フグ(格闘技)…。世界の檜舞台で活躍した外国人選手9人の男が、日本人の長所・短所、発見したことを熱く語る異色の新・日本人論。
この本は単にスポーツの本ではなく、異色の日本論です。スポーツを通して見えてきた国際文化比較論、日本人論でもあります。国境を越えてやってきたスポーツマンが、気づいた日本、発見した日本。日本人自身が忘れてしまった日本の伝統文化、日本の良い点、悪い点…。また、世界の檜舞台、ワールドカップの頂点をきわめた外人のメンタル・タフネス、世界で勝てないニッポンの心の弱さはどこなのか? 在日外国人選手の自宅や職場を訪れ、インタビューと写真で構成した「新日本観」です。アンディ・フグ(K-1グランプリ 正道会館)、ドゥンガ(サッカーブラジル代表キャプテン)、呂比須ワグナー(サッカー日本代表・名古屋グランパスエイト)、パトリック・エムボマ(サッカーカメルーン代表)、ボビー・ローズ(横浜ベイスターズ)、ホン・ミョンボ(柏レイソル)、シナリ・ラトゥ(ラグビーSANYO)、ピーター・ギルモア(ヨット・ニッポンチャレンジ)、ドゥエイン・ホージー(前・ヤクルトスワローズ)ら全て一流選手9人のインタビューを通じて見えてきた新しい日本観は、眼から鱗の新しさです。著者自身も、在日歴10年のアメリカ人フォトジャーナリストです。
内容説明
この国に自信を持て!ドゥンガ、フグ、呂比須…、世界と戦う9人の男たちの、励ましに満ちた“日本論”。
目次
第1章 日本にはサムライは、いるか?―ドゥンガ
第2章 空手がなければ、抗争か麻薬で死んでいた―アンディ・フグ
第3章 ミスター持続力―ボビー・ローズ
第4章 日章旗に包まれたブラジル魂―呂比須ワグナー
第5章 サラリーマンになったラガーマン―シナリ・ラトゥ
第6章 「日豪同舟」は強し―ピーター・ギルモア
第7章 浪速の黒豹は未知の国に飛んだ―パトリック・エムボマ
第8章 キリスト教とプリクラシール―ドゥエイン・ホージー
第9章 反日嫌韓は幻想かもしれない―洪明甫
第10章 WEST MEETS EAST―エバレット・ブラウン
感想・レビュー
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T坊主
kama
わたがしはかせ