P+D BOOKS<br> 演技の果て・その一年

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演技の果て・その一年

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  • サイズ B6判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093524919
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

芥川賞候補作3篇を含む珠玉の作品集。―あの、二年前の別れたあと、私は毎日、新聞の社会面をみるたびにびくびくした。女の自殺ばかりが目につき、不安は半年以上もつづいた。…彼女の死、それが、それまでは新しく生きることも死ぬこともゆるされない、ひとつの刑の期限のように思えたのだ。―ある女優の自死をきっかけに、冷たく別れたかつての恋人・小田富子のことをあらためて思い起こす“私”。突然、消息不明だった富子から「会いたい」という手紙がきて…。表題作「演技の果て」のほか、米兵に媚びを売る日本人女性に複雑な思いを抱く日本人少年を描いた「その一年」、乳飲み子を船から海に投げ込んだ女の心理を綴る「海の告発」という芥川賞候補作3作品と、「煙突」「猿」「遠い青空」「頭上の海」といういずれ劣らぬ4篇の短篇からなる作品集。

著者等紹介

山川方夫[ヤマカワマサオ]
1930(昭和5)年2月25日‐1965(昭和40)年2月20日、享年34。東京都出身。「三田文学」の編集者として活躍の傍ら、「演技の果て」「海岸公園」等の作品で芥川賞候補になるも、交通事故に遭い34歳で亡くなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y

1
未読だった3作を読了。「頭上の海」は山川らしく青空を印象深く表現していた。青空を「頭上」とするタイトルも言い得て妙だ。「その一年」は「限りなく透明に近いブルー」や「戦いの今日」を彷彿とさせる、占領期における米軍との生々しいやり取りを、17歳の少年の剥き出しの感情とともに描いた青春文学とも言える作品だった。既読作の中では「遠い青空」が一番好きだ。2024/10/15

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