出版社内容情報
著者の真骨頂ともいえる世界の賭博場放浪記
カミさんと別れたのをきっかけに「くだらないことをしてやろう」と思ったナルコレプシー(睡眠発作症)の男が、ラスヴェガスを皮切りにニース、ロンドン、サイパン、カイロ、ベイルートなどの賭博場を転々と放浪することに――。
同行する秘書兼通訳のミセス・アンはユダヤ人の母と、日本人医師の父とのハーフで機知に富んでいる。
ギャンブル描写のみならず、著者が世界各地で出会ったユニークな人々を特有のユーモラスな視点で描写しているのが痛快な一冊。
色川 武大[イロカワ タケヒロ]
著・文・その他
内容説明
カミさんと別れたのをきっかけに「くだらないことをしてやろう」と思ったナルコレプシー(睡眠発作症)の男が、ラスヴェガスを皮切りにニース、ロンドン、サイパン、カイロ、ベイルートなどの賭博場を転々と放浪することに―。同行する秘書兼通訳のミセス・アンはユダヤ人の母と、日本人医師の父とのハーフで機知に富んでいる。ギャンブル描写のみならず、著者が世界各地で出会ったユニークな人々を特有のユーモラスな視点で描写しているのが痛快な一冊。
目次
ヴェガスの朝の月
地中海のタキシード
ロンドン・デイグル一家
太平洋の坐りダンス
エジプトの大穴ぼこ
ベイルートの夏の陣
ぐるぐるぐーるぐる
ニューヨークの縁の下
フロリダ街道眠り狼
著者等紹介
色川武大[イロカワタケヒロ]
1929年(昭和4年)3月28日‐1989年(平成元年)4月10日、享年60。東京都出身。1978年に『離婚』で第79回直木賞を受賞。代表作に『怪しい来客簿』、阿佐田哲也名義で『麻雀放浪記』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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でろり~ん
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