出版社内容情報
“昭和サラリーマン”を描いた名作が甦る!
昭和30年代――ときは正に高度成長期! まだまだ貧しいけれど日々豊かになっていくサラリーマンの悲喜こもごもを描いた山口瞳の出世作『江分利満氏の優雅な生活』、『江分利満氏の華麗な生活』。
本作は作品中にも「庄助」として度々登場する長男・山口正介氏が、その2冊から江分利満氏のベストセレクションを再編した。『江分利満氏の優雅な生活』は第48回直木賞を受賞。巻末には、長男・正介氏の解説も特別収録。
山口 瞳[ヤマグチ ヒトミ]
著・文・その他
内容説明
あの“昭和サラリーマン”を描いたベストセラーがいま甦る!昭和三十年代―ときは正に高度成長期!まだまだ貧しいけれど日々豊かになっていくサラリーマンの悲喜こもごもを描いた山口瞳の出世作『江分利満氏の優雅な生活』『江分利満氏の華麗な生活』。本作は作品中にも「庄助」として度々登場する長男・山口正介氏がその2冊から江分利満氏のベストセレクションを再編した。『江分利満氏の優雅な生活』は第48回直木賞を受賞。特別に長男・正介氏の解説も収録。
目次
1章 江分利満氏の優雅な生活(しぶい結婚;おもしろい?;マンハント;困ってしまう;ステレオがやってきた;カーテンの売れる街;これからどうなる)
2章 江分利満氏の華麗な生活(大日本酒乱之会;続・大日本酒乱之会;草野球必勝法;すみれの花咲く頃;今年の夏)
3章 昭和の日本人
4章 文庫で読めない江分利満氏の初期短篇三部作(江分利満氏の元日;ドッカリ夫人を愛す;悲暑地のできごと)
著者等紹介
山口瞳[ヤマグチヒトミ]
1926年(大正15年)11月3日‐1995年(平成7年)8月30日、享年68。東京都出身。1963年『江分利満氏の優雅な生活』で第48回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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