出版社内容情報
記憶を失い幾つもの次元を転移する安西雄介
すべての記憶を失い、覚醒と混濁の狭間を彷徨う安西雄介は、奇妙な既視感のなかで幾つもの次元を転移していく。
やがて太古の神州にスサの王という名の自我を見い出し、悟入直前のシッダールタの血肉となる。時空連続体を転々と彷徨いながら、彼は大いなる宇宙に紡がれた歴史の傍観者となり、自らが真理そのものとなってゆく。
地球を侵略しようとするクトゥルーの神々と、それを阻止しようとする神州・日本を中心とする地球古来の神々との闘い、そしてその神々の圧倒的な力の前に滅びゆこうとする人類の危難を描いた大河小説の第18弾。第二部「地球聖戦編」の第7作目。
栗本 薫[クリモト カオル]
著・文・その他
内容説明
すべての記憶を喪くし、覚醒と混濁する意識の狭間にいた安西雄介は、奇妙な既視感を抱きながら、幾つもの次元を転移していく…。「オレハダレダ」太古の神州にスサの王という名の自我を見い出し、悟入直前のシッダルーダの血肉となる。時空連続体を彷徨しながら、彼は今や、大いなる宇宙に紡がれた歴史の傍観者であり、自ら真理そのものであった。大河小説の第18弾。第二部「地球聖戦編」の第7作目。
著者等紹介
栗本薫[クリモトカオル]
1953年(昭和28年)2月13日‐2009年(平成21年)5月26日、享年56。本名は今岡純代。東京都出身。また、中島梓(なかじまあずさ)名義で、評論活動や音楽活動、ミュージカルの脚本・演出なども手がけた。代表作は『グイン・サーガ』シリーズなど(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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