P+D BOOKS<br> 血族

個数:
電子版価格
¥654
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

P+D BOOKS
血族

  • 山口 瞳【著】
  • 価格 ¥935(本体¥850)
  • 小学館(2016/01発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • 提携先に5冊在庫がございます。(2024年04月29日 00時06分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 427p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093522496
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

亡き母が隠し続けた私の「出生の秘密」

本書は、山口瞳氏自身の家系の謎に迫る自伝的一冊である。

自らのことをほとんど語ることなく亡くなった母。美しく奔放で、好きなように生きた母に人生について氏は何も知らなかった。幼い頃に目にした光景、家に出入りしていた人たちの言葉、そして数々の資料をひもとき作者は自らの出自の謎に迫り、その過程を、母の思い出などを交えて綴っている。

登場する人物は、直接関わりのない人々がイニシャルになっているのをのぞけば、親族はみな実名である。調べる過程で書き進めた作品ではなく、すべてが明らかになった後に書き始めており、後に、事実を明らかするための伏線も張っている。

作者は、母の死後、彼女がどこでどんな家に生まれ、母方の親族はどういうつながりになっていたのかを解き明かしていく。その結果、氏自身がみたものは……。亡き母への熱き愛と鎮魂をみごとに描破した菊池寛賞受賞作。


山口 瞳[ヤマグチ ヒトミ]
著・文・その他

著者等紹介

山口瞳[ヤマグチヒトミ]
1926年(大正15年)11月3日‐1995年(平成7年)8月30日、享年68。東京都出身。1963年『江分利満氏の優雅な生活』で第48回直木賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきらぱ

36
久しぶりに読み返した。初めて読んだのは発売されたベストセラーになった頃(親が買ってきた)で中学生とから高校生くらいだった私。今や作者と同年代になってきた。すると前は見えなかった事を感じる。お母さんは秘密を抱えてどう思っていたのか?本当に秘密の為に兄妹や親戚を複雑に遠のかせたり近づけたりしていたのか?この母というのが魅力的な華のある人だ。これは山口瞳が息子だからと盛っている訳ではない。終盤に出てくるこの母の遺書がすごく良い。温かみが感じられる。読んだのは何回目かだが、今回一番楽しめた。2021/09/27

芋煮うどん

9
家族、親族って調べてみたらとんでもないのかもしれない。 こんな良作を再版してくれたことに感謝。2016/08/24

駒子

5
著者が謎多き母からルーツを探っていくノンフィクション。ノンフィクションなのに、ミステリさながらに謎が謎を呼び、最後にほどけていくさまに感嘆する。母の出生の秘密から、一族の謎にまで迫る展開にわくわくが止まらない。美形揃いだったという山口一族、揃ったらどれだけの迫力だっただろうと妄想が捗る……。2020/02/03

yutusbochan(yasuhiko.utsubo)

4
自伝的小説。幼少の頃からの家族の話、そして後半は亡き母が隠し続けてきた出自を探ろうと母の故郷を探り続ける様が描かれる。長い小説でしたが、筆者の筆の力でどんどん読み進める。他人の秘密を知りたがるのは人間の性という事なのだと思いました。2019/10/05

mm

3
昭和の私小説すき。秘密が秘密として成立する時代2019/12/01

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10041409
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。