出版社内容情報
読めばあなたも知識人、教養人の仲間入り!
あの村上春樹氏が「一番すごい本」と評し、世界中で「最高文学」との呼び声が高い『カラマーゾフの兄弟』。本書は、このカラマーゾフの中から、仕事や出世、人間関係、お金、恋愛、子育てなど、ビジネスパーソンが抱える悩みを解決するのに役立つ言葉を厳選して紹介。ドストエフスキー初の格言集となるものです。
超大作かつ、難解な構成であるがゆえ、カラマーゾフを読むのを挫折したり、二の足を踏んでいたりする人は多い。このため、財界人や教養人の間では、「カラマーゾフを読んだ」というだけで教養や忍耐レベルが推し量られ、自然と信頼関係が醸成される事実すらあるそうだ。
●「やむにやまれず危険を冒すってことがあるだろう。運命への挑戦、無限への挑戦ってものが!」●「知恵や論理なんて関係ないんだ。はらわたと魂で愛するんだ」●「何しろ俺は、死ぬまで汚らわしいままで生きたいのでね」などなど、登場人物たちの心を揺さぶる名言が満載!
本書を読めば、ドストエフスキーの世界を楽しみながら、人生の悩みを解決するヒントが学べるだけでなく、「カラマーゾフを読んだ」と擬似的に胸を張ることができます!
【編集担当からのおすすめ情報】
私は3度目の挑戦で、小説『カラマーゾフの兄弟』を読破することができました。仕事の合間を縫って読んだため、3か月の期間を要しました。
カラマーゾフには人生をより豊かにしてくれる様々なメッセージが込められています。しかし、忙しい現代ビジネスパーソンにとって、カラマーゾフを読破する労力と時間を確保するのは難しく、読破に挑むのはリスキーな挑戦です。
まずは本書で、「カラマーゾフの魂」に共感できるかどうかを確かめていただくことをオススメいたします!
内容説明
本書を読むと、悩みを和らげるヒントが学べます。「逆境に強くなる力」が身につきます。
目次
第1章 喜びの発見に努めよ
第2章 理不尽な社会に怒れ
第3章 哀しみは克服できる
第4章 人生とは楽しいもの
第5章 愛は命よりも強し
第6章 悪があるから善がある
著者等紹介
亀山郁夫[カメヤマイクオ]
1949年栃木県生まれ。名古屋外国語大学学長。東京外国語大学ロシア語学科卒業。東京大学大学院中退。前東京外国語大学学長。専門はロシア文化、ロシア文学。主な著書に「破滅のマヤコフスキー」(木村彰一賞)、『磔のロシア』(大佛次郎賞)、『謎とき「悪霊」』(読売文学賞)、主な訳書に『カラマーゾフの兄弟』(毎日出版文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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Koichiro Minematsu
ビイーン
みねたか@
Vakira
kazi