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テレビサライ・ブックス
あの日、夢の箱を開けた!―テレビ黄金時代の立役者12人の告白

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  • サイズ B6判/ページ数 221p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093437011
  • NDC分類 772.1
  • Cコード C0095

出版社内容情報

放送開始50年を迎えたテレビ放送の歴史で、誰もが夢中になって見た人気番組に出演し、作り上げた、テレビとともに生きてきた黒柳徹子、萩本欽一、山田太一、長嶋茂雄ら12人の今だから語る秘話とテレビへの愛と遺言。

1953年に始まり、ちょうど50年がたった日本のテレビ放送。この50年間のブラウン管を彩り、人気番組に出演し、作り上げてきた12人が、今だから語る番組制作の裏話と貴重な歴史的証言。黒柳徹子、萩本欽一、山田太一、森光子、永六輔、橋田壽賀子、長嶋茂雄など、誰もが夢中になって見たテレビはどのように作られ、なぜ高視聴率が得られたのか。そのアイデアやヒントはどこにあったのか。熱気を帯びていたテレビ黄金時代を体験した人たちは、現在のテレビについてどのように考えているのか。デジタル時代を迎えたテレビ放送は、これからも愛されるメディアであり続けるのか。テレビとともに人生を歩んできた先達が語る、テレビへの愛と遺言。テレビ業界人は必読の書。

内容説明

テレビ放送が始まって50年―草創期から番組制作に深く関わってきた人たちへのインタビューをまとめたのが本書である。

目次

「テレビには社会を良くする力がある」そう信じて50年やってきました。(黒柳徹子(女優))
テレビを見ているばあちゃんや子どもが喜ばないことは、決してやらなかったのよ。(萩本欽一(タレント))
ドラマとは「人間」を描くものです。そして「個」をいかに出すかということです。(山田太一(脚本家・作家))
初めて「テレビ」に出た50年前、私の生きる道は「テレビ」だと思った。(森光子(女優))
関西に住んでいて、江戸弁がしゃべれるということで、テレビの時代劇に出られたんです。(藤田まこと(俳優))
テレビは僕にとって、初めから、見るものじゃなく、「出る」ものでした。(石坂浩二(俳優))
僕が時々テレビに出るのは、昔のまま残る老舗にちょっと寄り道する感覚なんです。(永六輔(放送タレント))
『おしん』には、「身の丈にあった暮らしをしなさい」というメッセージを込めました。(橋田寿賀子(脚本家))
指先からつま先まで、打席や捕球といったプレーの一挙手一投足は、常にテレビを意識して考えました。(長嶋茂雄(巨人軍名誉監督))
『寺内貫太郎一家』への出演は、「ちゃぶ台をひっくり返すだけでいいから」と口説かれたんです。(小林亜星(作曲家))
「吹き替え」はモノマネじゃないんです。声だけで、その役者の役柄を演じきってみせることなんです。(野沢那智(声優))
不在のもので自分の考えを表現する。ドキュメンタリーは、そこにあるものを撮って並べてまとめるんじゃない。(吉田直哉(演出家))