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永六輔の芸人と遊ぶ

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  • サイズ B6判/ページ数 254p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784093433228
  • NDC分類 779.04
  • Cコード C0095

出版社内容情報

永六輔が人選した10人の芸人たち。伝統芸能の世界で新しい道を模索する芸人、小劇場を中心に活動する芸人など、彼らに共通するのは現代を表現しようとする姿勢です。その彼らの言葉から日本の芸能の本質を探りだします。

茂山千之丞さん(狂言)や入船亭扇橋さん(落語)など、日本の伝統的な芸能を受け継ぐ芸人たち、そして、福尾野歩さん(遊び歌)や李政美さん(歌)など、小劇場のライブ活動を中心とした芸人たち。テレビや大ホールにしか登場しない芸能人ばかりが目立つ現在、彼ら芸人が日本各地を飛び回り、請われればどんな小さな劇場でも演じるその姿勢は貴重であり、芸人の本質ともいえるでしょう。また、その芸を生かすも殺すも、すべて劇場に足を運んでくれるお客様次第なのです。故・三波春夫が「お客様は神様です」といったその本意は、「お金を払って観に来てくれるお客様は、神様です」ということです。<私たちの財産になる芸>、<人生を支えてくれる芸>は劇場でしか出会えないということを、もう一度考えたいと思います。

内容説明

その芸が人生を支えてくれる!10人の芸人と語る「日本の芸能」のあり方。

目次

第1部 伝統芸能の担い手たち(茂山千之丞―狂言 能楽はいつも現代を表現する;林家正楽―紙切り 鋏一丁で寄席をまとめる名人芸;神田北陽―講談 硬軟合わせた絶妙の話芸;江戸家まねき猫―動物ものまね 観客を幸せにする鳴き声;入船亭扇橋―落語 江戸庶民の「粋」を今に伝える)
第2部 小劇場のライブから(おすぎとピーコ―話術 人を語る楽しさと厳しさ;福尾野歩―遊び歌 子供を酔わす旅芸人;デュークエイセス―合唱 「にほんのうた」を歌って半世紀;李政美―歌 峠の向こうから聞こえる声;野坂昭如―歌 「歌う直木賞作家」のドサ回り回顧録)

著者等紹介

永六輔[エイロクスケ]
昭和8年東京・浅草の浄土真宗「最尊寺」住職の次男に生まれる。作詞、テレビ番組の構成を手がける一方、昭和30年代から民俗学者の故・宮本常一に教えを受け、日本各地の伝統芸能、伝統工芸、祭りなどを見て回る。現在はトークショー、コンサート、ラジオ放送の分野で活躍
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

見ぇーた

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正楽(紙切り)、まねき猫(動物ものまね)、扇橋(落語)、おすぎとピーコ、デュークエイセス、野坂昭如以外の4人は知らないからスルー。対談+各人コメント形式。いつもながらの中身は薄薄。日本音楽著作権協会(JASRAK)が文科省の天下りの温床で、利益吸い上げて甘い汁吸い吸い機関(P243)ということが分かった!ということだけがこの本からの知見。2024/09/29

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