出版社内容情報
万葉集にも歌われ日本人との付き合いも古い鰻。全国から天然モノにこだわる鰻自慢の19老舗を紹介し、さらに各地の多種多様の漁法や美味珍味の調理法とその誕生秘話まで、話のネタになる逸話を豊富に収録。
土用丑の日でお馴じみ、長い間日本人の元気の素でもある鰻――。日本の海、川を泳ぐ数ある魚の中でも、鰻は、万葉集にも歌われ、縄文遺跡から料理跡が発見されるなど、日本人とは、最も付き合いの長い魚のひとつ。かつては豊富に捕れた鰻だけに各地でさまざまな漁法と料理を今日に伝えているが――。 そんな中、『天然モノ』にこだわって現在もがんばってる17店舗(日本中から!)を紹介しているのが、本書の、まず大きな特徴! また、各地に伝わる調理法――蒲焼きから始まって、煮鰻、天ぷら、そば寿司、鰻酒、志ら焼、櫃(ひつ)まぶし、うなすき、鰻雑炊、うな茶、まむし、半助豆腐、おから蒸し、八幡巻とう巻、柳川丼、たたき、刺身等々……おなじみのものから、珍しいものまで、ナゼその地でこの調理法になったのかなど、エピソード、逸話を読んでも面白い! 『サライ』の特集「味にも漁にも工夫あり。鰻お国自慢」に加え、追加取材、撮影に加え“鰻コラム”も増設。あまりお馴じみでない楽しい“話”に溢れて楽しい仕上がりです!
内容説明
天然鰻の美味しい店19軒。縄文時代から日本人の元気の素・鰻を味わうための超便利な書。『サライ』特集「鰻お国自慢」に大巾加筆、追加取材で一冊に。
目次
日本人と鰻
野田岩
前川
網弁
浦安魚市場
近野屋
木米
いば昇
湖上荘
魚善商店〔ほか〕
感想・レビュー
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