出版社内容情報
司馬遼太郎、志賀直哉、和辻哲郎、谷崎潤一郎、などの名作の舞台となった大和路。豊富なコラム、細密地図等で、文士たちの足跡をたどりながら、大和路を散策できる一冊。
日本人の心の故郷・大和路は、数々の名作の舞台としても古来から愛されてきました。志賀直哉、司馬遼太郎、堀辰雄、谷崎潤一郎、亀井勝一郎、幸田文等々、たくさんの文士たちが大和路を逍遥して、数多くの名作を生み出してきました。本書は、「サライ」誌上で好評を博した特集「文士の大和路」に、大幅に加筆し、新たに豊富なコラム、細密な地図等を加えて、文士たちが名著を生み出した足跡をたどりながら、大和路を散策できるガイドブックです。
内容説明
名作を味わいつつ、文士が愛した大和を巡る。文士が歩いた道、愛した社寺、泊まった宿を紹介。
目次
司馬遼太郎―竹内街道・山辺の道・東大寺
志賀直哉―春日大社・高畑界隈・ささやきの小道
和辻哲郎―東大寺戒壇院・二月堂・法華堂
森鴎外―平城宮跡・正倉院・古市・垂仁天皇陵
堀辰雄―浄瑠璃寺・当尾石仏
折口信夫―二上山・大津皇子墓・当麻寺・飛鳥坐神社
会津八一―薬師寺・唐招提寺・飛鳥園
幸田文―法輪寺・法起寺
亀井勝一郎―法隆寺
水原秋桜子―談山神社・聖林寺・酒船石・亀石・石舞台
谷崎潤一郎―宮滝・国栖・吉野
佐多稲子―室生寺