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スバルを支える職人たち―スバリストと呼ばれる根強いファンの心を掴む

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  • サイズ B6判/ページ数 255p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784093411219
  • NDC分類 537.09
  • Cコード C0095

出版社内容情報

日本の職人型クルマ作りはなぜ成功したのか

 40年前に誕生した水平対向エンジンのスバル1000の開発に関わったOB社員へのインタビューを皮切りに、社長以下、現役デザイナー、マーケティング担当者など16名のスバル社員に聞いた、「日本の職人型クルマ作り、成功の秘訣」。世界シェア1%に満たない自動車メーカー「スバル」は、なぜ、この過酷な業界で生き残ることができ、スバリストという熱烈なファンたちを生み得たのか…。 スバル型職人魂のDNAが受け継がれた40年の軌跡を、彼らの証言で読み解きながら、「国産車40年の歴史」を学び、「日本のモノ作り」の未来を占う好著。クルマ好きだけでなく、ブランディングやマーケティング論の好・参考書でもある。

スバリストと呼ばれる根強いファンの心を掴むモノ作り集団

目次

第1章 空を飛びたかったエンジン(技術ありきではなく、まず理想があった;逆風の中で磨かれた水平対向への情熱 ほか)
第2章 4駆からAWDへ(FFが促した乗用AWDという未知の領域;第2世代を迎えたAWDの先進性 ほか)
第3章 アメリカで味わった天国と地獄(第2の故郷アメリカで味わった天国と地獄;アメリカで培われたクルマづくりの思想 ほか)
第4章 輝き続ける孤高の六連星(ユーザーとの信頼を貫いた百瀬イズム;機能を表現するデザインはプレミアムへ ほか)
最終章 日本車が歩んだ40年史と、これからの「技術立車論」

著者等紹介

清水和夫[シミズカズオ]
1954年、東京生まれ。1972年のラリーデビュー以来レーシングドライバーとして国内外の耐久レースで活躍。ジャーナリストとしても、ドライビングを科学的に分析したシャープな論評で人気。日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

柴田充[シバタミツル]
1962年、東京生まれ。フリーのエディター&ライター。クルマ、オートバイ、自転車、腕時計、ファッション、デザイン、アートなどのジャンルで、男性ライフスタイル誌を中心に連載、執筆を続ける
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takaC

22
そういえば、自分が幼児の頃の我が家のクルマは何台か続けて「てんとう虫」だったな。あのドアの開き方好きだったな。2012/09/30

takaC

17
世界シェア1%未満なのか。スバリスト的には嬉しいのか寂しいのか…?2012/01/08

501

12
スバルを支える技術者のインタビューをまとめたもの。現場の技術者ではなくその中でもトップの、意志決定する立場の方達のインタビュー。AWDや水平対向エンジンなどの独自性を企業理念に繋げたシンボリックな扱いで語られ、スバルを愛する人だけでなく車を愛する人ならときめくものを感じるだろう。それだけにここのところのねつ造や不正は残念でならない。個人的には技術の詳細や開発現場の生の声をもっと充実してほしかった。2018/06/26

Humbaba

5
安全であるということは、何よりも優先される価値である。その価値は時代が変わっても変化しないが、それをどう実現するかは時代によって変わっていく。かつては問題が発生した場合の被害を最小限にする方法を追求してきたが、現代ではそもそも問題を起こさないようにするにはどうするかを追求するようになってきている。2016/10/23

U-G.Kintoki

1
インタビューベースで人から読み解くスバル。いろいろスバル関係の本は読んできたが、今までになかった話が多くてよかった。2011/03/09

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