出版社内容情報
自分も子どもも傷つけない!NVC子育て術
世界で注目を集め、効果を発揮しているコミュニケーション手法であり、生きる哲学でもある「NVC(非暴力コミュニケーション)」。
本書は、NVCを子育てに活用する、日本初のガイドブック。
NVCは1970年代にアメリカの臨床心理士マーシャル・ローゼンバーグが開発した、誰のせいにもしない共感的なコミュニケーションの方法。今では、家庭や学校はもちろん、大手企業や政府機関でも採用され、あらゆる人間関係を平和にするメソッドとして注目を集めています。
別名で「キリン語」と呼ばれるNVCは、キリンのように長い首で広い視野を持ち、大きなハートで自分自身や人と対話をすることを大切にしています。
・一生懸命子育てしているのにうまくいかない
・つい感情的に怒ってしまう
・子育てにも自分にも自信が持てない
と悩んでいませんか?
NVCの哲学を学び、日々のコミュニケーションを見直すことで、子育てがまるで魔法をかけたようにストレス・フリーに変わります。
本書は育児書を超えて、自分自身の生き方、あり方を整える本でもあります。子育てを、人生をより豊かに変容させていきましょう。
【編集担当からのおすすめ情報】
子どもとの暮らしは、おもしろいこと、うれしいことがたくさんあります。
その一方でふと、息が詰まるような苦しさを感じることもあるのではないでしょうか。
思うように行かずイライラしたり、焦ったり、不安になったり。
子どもにきつい言葉を投げかけたあと、そんな自分に罪悪感を抱いたり。
誰よりも子どものことを大切に思っているのに、どうしてうまくいかないんだろう?
そんな苦しさを抱えているお母さん、お父さんに、ぜひ読んでいただきたいのがこの本です。
本書は、月刊誌『幼稚園』で、2019年~2021年の3年間に渡って連載された
「【NVC(=非暴力コミュニケーション】を学ぼう kokoの『今ここ』子育て術」をベースに作られています。
この連載は読者からの反響も大きく、「子育てが楽になった!」「どんな育児本より即効性があった!」「心に敵をつくっていたのは、自分だったことに気づきました」子どもとの絆が深くなった気がする」など、たくさんの声が届きました。
より深くNVCを理解できるよう、大幅に加筆し、日々の子育てで実践できるよう、ワークブックにしました。
巻末には、お子さんと遊べるよう、「感情」と「ニーズ」のカードがついているので、よりコミュニケーションを深めることができます。
子育てにNVCを取り入れると、
・子どものコミュニケ―ションの質が上がる
・子どもの自己肯定感や自立心が高まる
・親子の対立が少なくなり、対立したときも解消
内容説明
自分自身も子どもも、もう傷つけないで!大きなハートで対話するキリン語の共感的コミュニケーションを一緒に学びましょう!
目次
はじめに 子育てにも自分にも、自信をなくしたあなたへ
1 NVC(非暴力コミュニケーション)とは?
2 私とつながる自己共感
3 子どもやほかの人への共感
4 NVCの4つの要素―「観察」「感情」「ニーズ」「リクエスト」
5 こんな時、NVCをどう活かす?
キリン道を、みんなで歩もう
おわりに 終わりなき「子育て」と「自分育て」
著者等紹介
koko(丹羽順子)[ニワジュンコ]
NVC、瞑想、ブレスワーク、セクシャリティーのガイド。2017年、アメリカ最大のNVCの団体、BayNVC主宰の年間リーダーシップ・プログラムを修了。対面とオンラインで、多くの人たちにNVC講座を開催している。ヨガとサーフィンを愛し、平和環境先進国家コスタリカ共和国と日本の二拠点生活中。1973年、東京都生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。