ランナーのカラダのなか―運動生理学が教える弱点克服のヒント

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ランナーのカラダのなか―運動生理学が教える弱点克服のヒント

  • 藤井 直人【著】
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  • 小学館(2023/10発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 160p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093115483
  • NDC分類 782
  • Cコード C2075

出版社内容情報

運動生理学が初めて明かすランニングの正体

運動生理学とは、運動中に体内で起こる化学反応、現象、影響、状態を追求する研究。
その観点を一般実用書として初めてマラソンに持ち込み、ランナーたちの弱点や能力向上のヒントを探った、意欲的なランニング強化本。

*フルマラソンのような長距離を暑いなかでぶっ続けで速く走れるのは、人間だけ。なぜなら、ヒト以外の動物は、体温調節ができないから。
*つまり、ヒトだけが、暑熱下で長時間の運動ができるという能力を持っている。それを可能にしている理由のひとつは、汗をかき、外に熱を逃すことができる「放熱」の機能を持っているから。

本書では、上記のようなヒト特有である長距離ランナーの能力を、運動生理学の観点から紐解いていきます。
カラダのなかでなにが起こり、どう変化し、どう影響するのか? そして、それに対し、長距離を効率よく走りきるために、どのような対策をすべきなのか?

何度もマラソンを経験しているのになぜか記録が伸びない、
ケガが絶えない、レース調整がうまくいかない、トレーニングメニューが自分に合っているのかわからない・・・・。
そんな悩める市民ランナーの「もっと走りたい」情熱に、必ず寄り添える一冊です。


【編集担当からのおすすめ情報】
【著者について】
藤井直人(ふじい・なおと)
筑波大学 体育系 助教。博士(学術)。専門分野は運動生理学。
1981年6月24日大阪府生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。大学在学中は陸上競技部に所属。その経験を活かし、運動時の呼吸・循環・体温調節に関する運動生理学的研究を数多く行っている。さらに筑波大学体育系の特色を活かし、競技パフォーマンス向上のためのスポーツ科学研究も進めている。これまでの研究成果はThe Journal of Physiology やMedicine & Science in Sports & Exercise といった運動生理学・スポーツ科学分野の一流雑誌を含め、国際誌に170報以上掲載されている。アメリカとカナダでの海外留学の経験を活かし、複数の国の研究者と共同研究を精力的に進め、国際的な賞も複数受賞している。


中身を一部抜粋して紹介

【基礎知識】
・走ると息が切れるのはなぜ? 呼吸調節のしくみ
・走ると汗をかくのはなぜ? 体温調節のしくみ

【ラントレの効果】
・体重増加が気になる・・・・ランナーの筋トレは有効なのか?
・暑さでうまく走れない・・・・夏のラントレの正解は?(暑熱順化)
・スポーツドリンクが水分補給に適しているのはなぜ?
・筋肉痛の正体とは?

【レースの生理学】
・レース当日に朝練は必要か?
・キプチョゲ選手のスペシャルドリンクの中身って?
・人の後ろについて走るとラクなのはなぜ?
・天気とランナー

内容説明

長距離ランナーの疑問と悩みに科学的データがガチで応える!

目次

第1章 カラダのなかの基礎知識(外から得た物質を体内で交換!そもそも「代謝」ってなに?;乳酸は疲労物質ではない? ほか)
第2章 ラントレの効果に関する疑問(“悲報”毎日ジョギングするだけでは速くなりません;総合的な有酸素能力の指標!最大酸素摂取量を向上させるには? ほか)
第3章 レースマネジメントに役立つ生理学の知恵(トレーニング時よりも強くなる!生理学的ベストコンディションとは?;午後にスタートする場合 レース当日に朝練は必要か? ほか)
第4章 ランナーの都市伝説的あるあるを検証したい!(安静時心拍数が低いほうが長距離走には有利なの?;「スピード持久力」というものは実は存在しない!? ほか)

著者等紹介

藤井直人[フジイナオト]
筑波大学体育系助教。博士(学術)。専門分野は運動生理学。1981年6月24日大阪府生まれ。筑波大学体育専門学群卒業。大学在学中は陸上競技部に所属。その経験を活かし、運動時の呼吸・循環・体温調節に関する運動生理学的研究を数多く行っている。さらに筑波大学体育系の特色を活かし、競技パフォーマンス向上のためのスポーツ科学研究も進めている。これまでの研究成果はThe Journal of PhysiologyやMedicine & Science in Sports & Exerciseといった運動生理学・スポーツ科学分野の一流雑誌を含め、国際誌に170報以上掲載されている。アメリカとカナダでの海外留学の経験を活かし、複数の国の研究者と共同研究を精力的に進め、国際的な賞も複数受賞している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Take@磨穿鉄靴

23
学者目線からのランニング本。エビデンスを提示して根拠を示してそこから得られる見解を著者は述べているのだけれど何か刺さらない。何故かなと思ったけど全て「後出しジャンケン」だからかなのかと思った。現場では試行錯誤があり、答えは未知数だけど新しい事への挑戦がある。この本はそういったものは皆無。エビデンスは大切だけどそれに振れすぎるとなんだかつまらなく感じてしまう。多分著者は走ってないのだろうなと思う。★★★☆☆2023/12/24

鈴木拓

19
なぜその練習をするのか、今、何を強化しているのか、どうしたらもっと効率よく速くなれるのか、など、とにかく考えることは大切だと理解している。そのうえで、この本を読むと、やっぱり自分は全然考えが至っていないことを痛感する。ランニング食堂さんのYOUTUBEで紹介いただいていたので買った本──読んで良かったと感謝しながらも、きっとまた忘れてしまうので、また読み返したい一冊である。これは本棚の見えるところに置いておこう。2023/11/13

ちび太

5
ランナーにとって効率的なのは高強度のトレーニングであると運動生理学を元に述べている。図が多くのイメージがしやすい。一方で、基本的な理論が多いため実践的にどうトレーニングを行うかは自ら考える必要がある。坂道トレーニングやウインドスプリントが運動生理学的に効果が証明できてないことは意外。とは言え、高強度のトレーニングは故障のリスクもある。自分が取り入れるなら、トレーニングの導入てして盛り込みつつ、インターバルなど高強度のトレーニングに移行していくやり方かな?と思った。2023/11/06

Kenji Nakamura

3
鉄は運動後30分。後朝食で! →貧血は辛いから早く改善したい🐈✨2023/11/12

おかつ

1
最大酸素摂取量の向上には強度と頻度と時間。トレーニングにより血圧調節機能が低下、立ち眩みはそのせいか。硝酸塩は持久パフォーマンスを高める。脱水からの回復には失った水分の150%が必要。キプチョゲ選手は糖濃度14%のドリンク摂取、なるべくエネルギー効率の高い糖質を使って走るためだが、市民ランナーにはデメリットの方が大きそうだ。風の影響はバカにできない。マラソンに最適な気温は10℃前後。鉄分は朝や練習前に摂取した方が吸収がよい。2024/01/25

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