出版社内容情報
多忙な名医が長年続けるストレスフリー習慣
「医者の不養生」とは、もはや過去の話。
医療の逼迫や健康意識の高まりによって、多忙を極める名医たち。
自身の体調はもちろん、高い業務パフォーマンスを発揮するために、どんな「健康術」を実践しているのか。
登場する5人は、世界最新の医療データやエビデンスなどの「情報」に明るいだけでなく、患者や相談者らに日々接しており、「臨床経験」も豊富。10万部を突破するベストセラーも多数生み出し、健康増進に関心を持つ人たちのニーズも熟知している。
共通するのは、時間もお金もかけず、無理なく負担なく「ほどほど」にできる方法を、長きにわたる「習慣」として、コツコツ実践していること。
・起床後すぐに体重を測定
・机に突っ伏して15分うとうと
・スマホで「小さな美」を撮影
・38度の「ぬるい湯」に20分
・利き手と反対の手で歯磨き
・朝に一杯の「白湯」を飲む
・残り野菜でミネストローネ
・辛口の白ワインを愛飲
・野菜はなるべく皮をむかない
・2日前の日記を書く…etc.
年齢や体力にかかわらず、多忙であっても「ムリ・ムダ・ムラ」なく続くストレスフリーな習慣を、図説を交え、わかりやすく実践的に紹介!
【編集担当からのおすすめ情報】
医療や健康にまつわる「バイアス」のかかった情報が氾濫し、書物やインターネットで調べたところで、何が正しいのか、どれが自分に適しているのかを判断するのは容易ではありません。
最終的にすべて自己の判断、責任とはなりますが、医者が自分自身で長きにわたり、実際にやっている行為であるならば、大いに参考になるのは間違いありません。
本書に掲載している「健康術」は、お金も時間もかからず、「ほどほど」に実践できる方法ばかりですので、目を通すだけでなく、納得できるものは試してみる価値もあると思います。
内容説明
多忙な名医が長年続けるストレスフリーな健康習慣。「最新医療データ×臨床経験」から導いたQOLが向上する27の医者の養生法。食事、運動、睡眠、入浴、呼吸。
目次
1 「糖質制限」の名医が実践する健康術(朝の体重で食事内容を変える;野菜料理が抗酸化物質を摂る ほか)
2 「自律神経」の名医が実践する健康術(「小さな美」をスマホで撮影;整理整頓で気持ちを一新する ほか)
3 「脳生理学」の名医が実践する健康術(「ゆっくり吐く呼吸」で脳内物質を活性化;中国古来の養生法でリズム運動 ほか)
4 「自然医療」の名医が実践する健康術(朝一杯の白湯で「冷え」対策;足先と手先を刺激して血流改善 ほか)
5 「老化予防」の名医が実践する健康術(朝食はボリューム満点のサラダ;有機無農薬野菜をなるべく皮付きで食べる ほか)
著者等紹介
牧田善二[マキタゼンジ]
AGE牧田クリニック院長。糖尿病専門医。1951年、北海道生まれ。北海道大学医学部卒業。生活習慣病や肥満治療のために同クリニックを開業し、延べ20万人以上の患者を診ている
小林弘幸[コバヤシヒロユキ]
順天堂大学医学部教授。日本スポーツ協会公認スポーツドクター。1960年、埼玉県生まれ。順天堂大学医学部卒業。自律神経研究の第一人者として、プロスポーツ選手やアーティスト、文化人のコンディショニング、パフォーマンス向上指導に関わる
有田秀穂[アリタヒデホ]
東邦大学医学部名誉教授。医師・脳生理学者。セロトニンDojo代表。1948年、東京都生まれ。東京大学医学部卒業。脳内物質セロトニン研究の第一人者として、薬に頼らない病状改善の呼吸法などの指導を行なう
川嶋朗[カワシマアキラ]
神奈川歯科大学大学院統合医療学講座特任教授。1957年、東京都生まれ。北海道大学医学部卒業。近代西洋医学と補完・代替医療を統合した教育を実践する。冷えとり専門医として温活指導にも注力
白澤卓二[シラサワタクジ]
お茶の水健康長寿クリニック院長。1958年、神奈川県生まれ。千葉大学医学部卒業。専門は寿命制御遺伝子の分子遺伝学などで、国際予防医学協会理事長、日本アンチエイジングフード協会理事長なども務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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