出版社内容情報
人生百年、心地よい台所で元気に生きよう!
生活道具の使い手として「スペースたかもり」を主宰、日本の伝統工芸を紹介してきた著者。
多忙な生活が一転、リフォームした台所で毎食料理したこの2年。
生活の中心は台所だと実感、台所のブラッシュアップにも力が入った!
改めて見直し、工夫。収納道具も、手放したり入れ替えたり。
本書には、著者の日常生活と、職人仕事が光る選りすぐりの品々が。
使ってこそわかる、23-30年ものの愛用品もあれば、最近発掘したものも。
・漆の汁椀、飯椀、折敷
・染め付けの皿
・山ぶどうのかご
・米研ぎざる、etc.
著者が世に紹介し続けた保存容器「野田琺瑯のホワイト・シリーズ」は、今も大活躍。
定番と新作、その揃えっぷり、使いっぷりも必見。
「高森さんがまた新しい野田琺瑯の使い方を提案してくれました」(野田琺瑯・野田善子さん)
家で過ごす時間が増え、生活をより充実させる「良きもの」をお探しの方、
著者と同年代の方、ご両親が著者世代で気になっている方、
そして、自分がどういう風に年を重ねていけばいいのかと不安に思っている方に。
欲しいもの、好きなものを追求して楽しむという、生き方のヒントをつかめる1冊です。
【編集担当からのおすすめ情報】
表紙のカトラリーは、伏見眞樹さんの作。
竹に漆を施したものです。
高森さんの説明を聞き、手に取ると、「購入してしまう!」という人が続出。
私もスプーンを買いました!
舌触りが絶妙で、より美味しく感じられるのです。
吟味して選んだものを使う日常、その満足度。
まずは本書を読み、狙いを定めてくださいね。
*著者・高森寛子の高ははしごだか、寛は点つき
内容説明
漆中心の生活道具ギャラリー「スペースたかもり」オーナーが語る、今の年齢に合った暮らし方とリフォームした台所のこと。年齢が変われば欲しいものも変わる。85歳になってもまだ日々の発見がある。最後まで愉快に暮らしたい。
目次
第1章 82歳、台所をリフォームした(車椅子が入る台所にしておきたい;80代に都合のいい台所収納を考えた ほか)
第2章 83歳にして、毎日3食台所に立つ(働き方を変えたら食生活が変わり、器が変わった;今も私が頼りにするのは漆の器 ほか)
第3章 85歳の日々の彩り。ささやかな、もの集め(減らないものには理由があって;急須 ほか)
第4章 62歳からの転向。「スペースたかもり」が発信してきたもの(生活道具のプロと呼ばれるのは抵抗があります。生涯、使い手のひとりでいたい;仁城義勝さんの「小椀」 ほか)
著者等紹介
〓森寛子[タカモリヒロコ]
雑誌の編集者を経て、日本の伝統的な生活道具、工芸品の取材・執筆に40年余携わる。1998年より漆器を中心とした生活道具を実際に見て、触れて買うことのできるギャラリー「スペースたかもり」を主宰。85歳の今も、現役で活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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