出版社内容情報
苦手や「困った」を遊びで減らそう!
診断名がついているわけではないのに、学校で小さなトラブルが発生してしまうわが子の言動の背景になる「問題」について、療育プログラムが人気で、予約のとれない作業療法士、木村順さんがわかりやすく解説し、子どもの「困った」のタイプ別に、親子遊びをバリエーション豊かに紹介します。
教室で椅子をガタガタさせて、落ち着きがない、板書についていけない、先生の注意を聞けない、友達とうまくコミュニケーションができない…そんな子ども達の「困った」を減らしてあげましょう。
子どもの成長に伴って改善していくことの多い小さなトラブルですが、親が追い詰められてしまわないよう、先生や友達など、周囲の理解を得るために、先輩ママたちが実践してきたことや、木村順さんが療育指導の中で保護者にアドバイスしていることをまとめた1章を作りました。
【編集担当からのおすすめ情報】
この遊びをすると、どういう力が育ち、その結果、学校でのわが子はどのように変わるのか、ということを、遊び方ごとに解説しています。
板書についていけない子どもには、目の動きを改善する運動をさせてあげると、行の読み飛ばしがなくなったり、字も読みやすくなったりします。友達とトラブルを繰り返してしまう子には、実際にあったトラブルをテーマにした、3択クイズを出してあげると、対応が学べます。
親子とも楽しめる遊びばかりなので、すぐに始められます。
木村 順[キムラ ジュン]
監修
内容説明
遊びが育てる「力」がわかる!ビフォー・アフターの差がはっきり!
目次
1 わが子の「苦手」や「困った」の程度とタイプを知ろう(落ち着きがないTちゃん;だらしがないBくん;友達の気持ちがわからないAくん ほか)
2 「小学校で困ること」を減らす親子遊び10(バランス感覚の回路を活性化―トランポリン;バランス感覚の回路を活性化―回転椅子;触覚の回路を活性化―タッチ遊び ほか)
3 先生や友達など周囲の理解を得るために(ネガティブ・フレームからポジティブ・フレームへ;「就学相談」や「就学支援シート」を活用しよう;ポジティブ・クレーマーになろう ほか)
著者等紹介
木村順[キムラジュン]
作業療法士(OT)。1957年生まれ。日本福祉大学卒業後、金沢大学医療技術短期大学部(現在、金沢大学保健学科)・作業療法学科にて資格取得。足立区の「うめだ・あけぼの学園」で臨床経験を積み、2002年3月に退職。2007年3月都立保健科学大学(現在、首都大学東京)にて修士号を取得。2005年「療育塾ドリームタイム」を立ち上げ、発達につまずきのある子どもの保護者の相談や療育アドバイスを行う。保育・教育者向けの講演会も多い(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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