出版社内容情報
" おねしょの原因はふたつ。夜のおねしょの量が多いこと、膀胱が小さいこと。このふたつは、生活の工夫と治療で解決できます。夜、子どもを起こしてトイレへ連れていくのは「トイレおねしょ」でしかないこと、おねしょの発達は観察することができ、おねしょがなくなる時期を予測できること。おねしょ博士のアドバイスはお母さんたちに明るい見通しを与えてくれます。小学校2年生で突然おねしょが始まった男の子、5年生でも毎晩おねしょをしている男の子、高校2年生で毎晩2回の夜尿、結婚を控えた24歳の娘の夜尿。相談に訪れて完治した実例も豊富で、治っていく過程の報告に励まされます。2001年12月発行の『新・おねしょなんかこわくない』(当時婦人生活社)に新知見を加えました。
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内容説明
本書は夜尿症の原因、生活指導、薬物療法等についてまとめたもの。改訂にあたり、夜尿症の検査や生活指導、治療も大きく変化しており、内容を一部改めた。
目次
第1部 幼児期のおねしょ(どうしておねしょするの?;おねしょにも発達がある;おねしょを軽くするくふう;おねしょ何でも相談)
第2部 学童期の夜尿症(おねしょと夜尿症はどうちがう?;夜尿の原因はいったい何?;夜尿症のタイプ別分類;うちの子の夜尿は重症?軽症?;夜尿症にはどんな検査をするの?;夜尿症にはどんな治療をするの?;夜尿を軽くする生活指導のポイント;夜尿心配相談)
第3部 難治性夜尿症と思春期・青年期夜尿症(難治性夜尿症;思春期・青年期の夜尿症;夜尿心配相談)
著者等紹介
帆足英一[ホアシエイイチ]
東京慈恵会医科大学医学部卒業。医学博士。現在、ほあし子どものこころクリニック院長、元東京都立母子保健院院長(小児科)。ほかに、日本夜尿症学会理事長、日本小児精神神経学会理事長、日本医療保育学会会長、聖徳大学客員教授など。小児精神神経学が専門。長年の研究から夜尿の原因を発見。画期的な研究として注目される。おねしょ研究の第一人者。子どもやお母さんの立場に立った治療と思いやりのあるケアで、広い信頼をあつめている
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