バイリンガルで楽しむ歌舞伎図鑑

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バイリンガルで楽しむ歌舞伎図鑑

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  • サイズ A5判/ページ数 128p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784093108430
  • NDC分類 774
  • Cコード C2076

出版社内容情報

色彩あふれる歌舞伎の魅力がたっぷり!

演目がわからなくても、役者さんを知らなくても、“眺めるだけで楽しい”歌舞伎案内として大好評の『歌舞伎のかわいい衣裳図鑑』『歌舞伎のびっくり満喫図鑑』(いずれも小社刊・君野倫子著・市川染五郎監修)。
この2冊のエッセンスを1冊にまとめて再編集し、全文に英訳を付けた待望のバイリンガル歌舞伎案内です。

歌舞伎の衣裳、かつら、髪飾り、小道具、大道具を撮り下ろしのカラー写真で紹介していますので、まるで歌舞伎舞台に上がって手に取るかのように細部まで見ることができます。

舞台写真も豊富に掲載しました。
市川染五郎の役者ならではのコメントも、新たな視点で歌舞伎を観る楽しさを伝えてくれます。

英文タイトルはPhotographic Kabuki Kaleidoscope: in Japanese and English (歌舞伎の写真万華鏡:日英バイリンガル)。

英文解説と読み比べていただくのも楽しい、色彩あふれる歌舞伎の世界に浸れる一冊です。

【編集担当からのおすすめ情報】
既刊の『歌舞伎のかわいい衣裳図鑑』『歌舞伎のびっくり満喫図鑑』をご覧になった外国の方々から、この本を見て歌舞伎に興味を持った、これが英語で読めればいいのにという声をたくさんいただきました。

今回、この2冊からぜひともご覧いただきたい要素を集めて再編集し、歌舞伎研究家・翻訳家であり、NHK国際放送“Kabuki Kool”の翻訳やイヤホンガイドでも活躍されている大島明・マークさんに英訳をつけていただきました。
本書が世界中の方々に歌舞伎の魅力と出会っていただくきっかけとなれば幸いです。

本の帯に掲載の英文を以下にご紹介します。

There are infinite ways to enjoy kabuki: costumes, sets, colors, music....
I hope this book will give you hints to discover your own way of appreciating kabuki.

Open this book and it is as if you have stepped up onto the kabuki stage. Lavish photographs of the spectacular costumes, finely detailed props, beautiful wigs and the accessories that decorate them, all right before your eyes. Great for newcomers and also seasoned theatergoers!

Written by KIMINO Rinko/Supervised by ICHIKAWA Somegoro/Translated by Akira Mark OSHIMA

はじめに 君野倫子
Foreword KIMINO Rinko

はじめに 市川染五郎
Foreword ICHIKAWA Somegoro

■女形(おんながた)
The World of Onnagata Female Roles

情熱を表す姫様の赤
Red Shows a Princess’s Passionate Heart

豊かさの象徴 見事な友禅(ゆうぜん)
Multi-Colored Yuzen Dying: A Symbol of Wealth

春風を思わせる日本の色 Japanese Color Sense: Colors Like a Spring Breeze

豪華絢爛(ごうかけんらん) 花魁道中(おいらんどうちゅう) Gorgeous Costumes for A Courtesan on Parade

凜(りん)と気高(けだか)き お座敷の花魁(おいらん)
A Courtesan’s Splendid Pride in the Banquet Room

真紅の色無地 女の信念
Pure Red Shows a Principled Woman

舞台に映える色合わせ
Colors Come to Life on Stage

化身(けしん)を表す伝統模様
Traditional Motifs Show Monstrous Transformations

色っぽい芸者の着こなし
The Subtle Sensual Touches of a Geisha’s Kimono

身分がわかる帯結び
The Style of Obi Knot Shows Social Position

垣間(かいま)見る江戸の化粧
A Glimpse of Edo Period Make-Up

女形(おんながた)の鬘(かつら)と髪飾り
Onnagata Wigs and Hair Ornaments

意味持つ女のかぶり物
Female Headgear with Special Meanings

■立役(たちやく)
The World of Tachiyaku Male Roles

忠義のヒーロー山伏(やまぶし)スタイル
A Yamabushi Mountain Priest: A Loyal Hero

美しき正義の浅葱(あさぎ)色
Asagi Light-Blue, the Color of Virtue

歌舞伎ヒーローの戦闘服
Fighting Gear for a Kabuki Hero

歌舞伎一の色男
Kabuki’s Greatest Handsome Leading Man

綸子(りんず)の光沢 殿様の品格
A Lord’s Dignity in the Sheen of Figured Silk

女性も顔負け 鮮やか若衆(わかしゅ)
Colorful Kimono for a Wakashu Youth that Outdoes a Woman

敬意を込めて役者の家紋
Family Crests of a Revered Actor of the Past

これぞ武士のフォーマル
The Ultimate in Samurai Formal Wear

武士の誇り 浅葱(あさぎ)の紋服(もんぷく)
Samurai Pride: Asagi Kimono with Family Crests

武士の覚悟 最期の裃
Samurai Resolve: Ritual Suicide Clothing

色気漂う悪の黒
Black: Evil and Sexy

妖(あや)しい色 亡霊のシルバー
Silver: A Creepy Color for a Ghost

はんなりお決まり若旦那(わかだんな)
Waka Danna Young Master: Elegant, Cheerful and Undependable

揃いの模様 ペアルック
Linked Motifs for Lovers

引き立て合うお揃(そろ)い衣裳
Matching Kimonos that Amplify Each Other

名前そのまま着物の文様
Role Names that Become Patterns

誰もが大きくなれる肉襦袢(にくじゅばん)
Niku-Juban Flesh Costume: Anyone Can Become a Muscleman

江戸の男のちらリズム
The Pride of an Edo Man Peeks Out

かつらでわかる立役(たちやく)の身分
Wigs for Tachiyaku Roles of Different Status

■小道具
Hand Props

食べ物
Food

行事
Seasonal Ceremonies

十手(じって)・刀
Jitte and Swords

吹雪
Fubuki (paper snow and flower petals)


Ogi (fans)


Paper Umbrellas

足袋(たび)
Tabi (divided socks)

履物
Footwear

手ぬぐい
Tenugui (handcloths)

のれん
Noren (split curtain)

楽器
Musical Instruments

文房具
Stationary Items

髪結道具
Hairdressing Tools

動物
Animals

キセル
Kiseru (tobacco pipe)


■歌舞伎の特徴
Unique Features of Kabuki

隈取(くまどり)
Kumadori Make-Up

こしらえ
Koshirae (preparations)

黒衣(くろ(ご)
Kurogo (assistants in black)

引き抜き
Hikinuki Fast Costume Change

ぶっかえり
Bukkaeri Fast Costume Change

屋号(やごう)と共に受け継ぐ家紋
Crests Inherited Together with Yago House Names

個性を競う役者の文様(もんよう)
Highly Individual Patterns with Actors’ Names

■歌舞伎舞台を支える人たち
Indispensable Kabuki Staff

黒御簾(くろみす)音楽
Kuro-misu Background Music

衣裳
Isho (costumers)

女形の床山
Tokoyama (wig dresser) for Onnagata

立役の床山
Tokoyama (wig dresser) for Tachiyaku

鬘(かつら)屋
Katsura-ya (wig maker)

小道具
Kodogu (props)

大道具
Odogu (stage set crew)



本書に登場する演目のバイリンガルリスト
Bilingual List of Plays Mentioned in the Text

チケットを買うには
How to Buy Kabuki Tickets

歌舞伎を楽しめる劇場リスト
Theaters Performing Kabuki

歌舞伎の舞台
Parts of the Kabuki Stage

おわりに 市川染五郎
Afterword ICHIKAWA Somegoro

おわりに 君野倫子
Afterword KIMINO Rinko




君野 倫子[キミノ リンコ]

市川 染五郎[イチカワ ソメゴロウ]

大島 明・マーク[オオシマ アキラ マーク]

内容説明

まるで歌舞伎舞台に上がって手に取るかのように衣裳、小道具、かつら、髪飾りを見ることができます!歌舞伎ビギナーの方はもちろん、歌舞伎を長年ご覧の方にも、ぜひ。

目次

女形の世界(情熱を表す姫様の赤;豊かさの象徴 見事な友禅 ほか)
立役の世界(忠義のヒーロー山伏スタイル;美しき正義の浅葱色 ほか)
小道具(食べ物;年中行事 ほか)
歌舞伎の特徴(隈取;こしらえ ほか)
歌舞伎舞台を支える人達(黒御簾音楽;衣裳 ほか)

著者等紹介

君野倫子[キミノリンコ]
着物、和雑貨、歌舞伎などをテーマに書籍、雑誌、新聞などで執筆する文筆家。着物、和雑貨などの商品企画、プロデュースを手がけるディレクター。古き良き日本文化を現代の感覚で楽しむことを提案。2010年に渡米、イベントや海外向け商品開発など、日本文化キュレーターとして日本文化を海外へ紹介する活動も展開

市川染五郎[イチカワソメゴロウ]
1979年、三代目松本金太郎で初舞台。1981年、七代目市川染五郎を襲名。屋号は高麗屋。立役から女形までこなす、次世代を担う歌舞伎役者。『勧進帳』をはじめとする古典歌舞伎はもちろん、復活狂言、新作歌舞伎の創作にも積極的に取り組み、2015年、ラスベガスでは初となる歌舞伎公演を成功させる。歌舞伎以外の舞台、映画、テレビなどの出演も多数。日本舞踊松本流家元・松本錦昇としても活躍

大島明・マーク[オオシマアキラマーク]
歌舞伎研究家・翻訳者。清元志磨太夫の名で清元節の語り手として歌舞伎舞台にも立つ。アメリカ・コロラド州生まれ。ハーバード大学卒。同大博士課程で歌舞伎研究。学部在学中、国際基督教大学にも1年留学。歌舞伎と文楽の英語によるイヤホンガイド解説のほか、NHK国際放送“Kabuki Kool”の翻訳を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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ヒデミン@もも

45
大学の図書館。わかりやすいと思ったら君野倫子さん著だった。ため息が出るほど美しい着物。坂東玉三郎の花魁姿は最高。武士の誇りである浅葱の紋服。最期の裃。カッコいい。小道具もたくさん紹介されている。それぞれの浮世絵も。そしてバイリンガルで楽しむのだから英訳も楽しめる?2017/10/17

ぶんこ

38
薄めの本なのですが写真も多く、わかり易く読み易い。浅葱色は死を覚悟した場面に使われることが多く、ペアルックは心中、帯の矢の字は屋内と屋外では羽根の位置が違う。いやぁ、知りませんでした。その他にも役柄や演者によってかわる紋、柄、小道具等々が紹介されていて楽しめる。「日本には豊かな四季があり、季節の変わり目を優しく感じ、着るもの、食べるもの、見るもの、これらすべてに反映されます。」と染五郎さんが言われるように、繊細な感性の集大成といえるのが歌舞伎だと思いました。一つの説明ごとに英訳表示があるのも楽しい。2021/04/20

氷柱

4
641作目。11月17日から。英語パートも含むので自宅でゆっくり読んでみた。英語の説明の方が丁寧であり日本語と合わせて読むとより立体的に見えてくる。神社などにある説明なんかも日本語より英語の方がわかりやすかったりするのに似ている。歌舞伎の舞台上に登場するものにスポットを当てた一作で大きな図解がそのわかりやすさを際立たせている。海外の人にも読みやすく作られている分、ベーシックな説明が多いかと思いきや随所随所でマニアックな知識も解説されているので決して侮ることはできない。2020/11/22

ちょび

3
歌舞伎について、衣装やカツラ、舞台で使われる小道具、裏方さんのことなど様々な角度から解説されていて、カラフルで楽しい図鑑です。英語の解説は日本語の説明と微妙に違っていて、興味深かったです。この本を読んでから舞台をみたら、役者さんの着物柄、セットののれんや小道具など今まではぼおっと眺めていた物にも注意深くなり、いろんな発見があり嬉しくなりました。また同時に、歌舞伎の奥深さも感じました。2017/03/24

ムツモ

2
私はまだ覗き見程度の歌舞伎の世界、役者さんだけでなく沢山の裏方さんが支えていることがよく分かった。染五郎さんの一言も勉強になる。ところで現代着られる着物より、色柄や着付け方のバリエーションが多くて楽しそう。こういう自由さを日頃取り入れて良いものかなぁ?2016/07/23

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