出版社内容情報
40歳からの、おしゃれ着物バイブル。
今どきの“きもの女子”は、着物も洋服のように自由に着こなす“自分流=リアルクローズ”という感覚が、とてもすすんでいます。裕福な専業主婦が中心の旧世代と違い、ルールや格は問わなくなる一方で、色柄や染織の知識、工芸作家への興味、悉皆(しっかい;手入れや染め直し)の意識などが高いのも特徴です。
そこで、着物をコスプレ感覚で楽しむだけだった初級者を卒業し、高くてもいいものを長く着たい、センスアップして差をつけたい・・・と欲が出てくる中級者にとって、“きもの道”へと突き進む指南書になるのがこの本です。
著者の田中敦子さんは、着物研究家として絶大な人気を誇る森田空美さんと、染織史研究の第一人者である吉岡幸雄氏からの薫陶を受け、センスと知識の両面から次世代への橋渡しをしてきた“きもの女子ブーム”の仕掛け人。そんな田中さんの私物を使用した実践的コーディネート術、50代の今から振り返って語る成功・失敗例、着物雑誌『七緒』で連載した着物文化史エッセイ、おすすめのお店リストなど、見て読んでためになる内容満載。「きもの文化検定」や着付けを勉強中の方にも役立つこと請け合いです。
【編集担当からのおすすめ情報】
持っている枚数だけは増えるのに、おしゃれ度がアップしない、いっそ箪笥を中身ごと買い換えたい・・・。着物を着るようになると、年数が経つにつれ、そんなジレンマに陥ってしまうもの。親につくってもらった成人式の振袖を始まりに、“娘らしく”“お嫁さんらしく”“若妻らしく”“母親らしく”日本女性はこうあるべきという型にはめた呉服屋さんトークのままに買っていると、いつか大きく後悔することに・・・。“自分らしく”着ることこそが最大の投資、その参考書がこの一冊です!
はじめに
第1章 きものセンス、自分流
森田空美と語り合う「これからのきもの」
40歳からゆっくり、リアルクローズ計画
「いつも心に五つの心得」
「好き、から始めるワードローブ術」12のセオリー
第2章 きものスタディ、自分流
吉岡幸雄と語り合う「きものグローバル不思議発見」
奔放きものクロニクル
きものの本と店、推薦リスト
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Noelle
僕素朴
あずきずき
百日紅
-
- 和書
- 整形外科疾患のX線分類