やさいのかみさま―幸せになるための40のレシピ

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  • サイズ B6判/ページ数 176p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784093107853
  • NDC分類 596.3
  • Cコード C2077

出版社内容情報

どういう料理になるかは野菜が決めてくれる

「どういう料理になるかは、野菜が決めてくれる」。料理は独学。食材となる野菜を前にして、語りかけを待つ。そして完成したメニューは、極上の野菜料理になる。立て続けに20冊以上の料理本を出しながら、ただ一つのメニューのダブリもない。教室は、地方からも生徒が集まり。常に定員オーバーの満員状態。自らの半生も、起伏いっぱいの著者が、自らの体験とともに、「天から降りてくる」驚きのシンプル・メニューを提案する。料理を通じて,生きることの素晴らしさ、命の尊さについて考えつづけてきたことを綴る。
◆おもなレシピ/「豆腐とこんにゃくのハヤシライス」「究極のおにぎり」「うこぎご飯」「美味しい空気というごちそうの食べ方」「松茸のカプチーノ」「ピーマンの納豆丼」「かぼちゃの種のペペロンチーノ風味ふりかけ」「混ぜるだけでできるチョコレートケーキ」「奇跡を起こすうれしい涙のスープ」

【編集担当からのおすすめ情報】
ただ健康のためだけに野菜料理を極めていると思ったら大間違い。そこには、とてつもなく温かくて優しい気持ちが込められている。自らは、いつも挑戦する生き方を選んできた著者がたどり着いた結論。著者が初めて語る生き方と、そこで紹介される、これ以上ないシンプルなレシピが、絶妙なハーモニーを生み出す。読めば、上質なオーケストラの演奏を聴いているような至福の気分に浸れます。

カノウ ユミコ[カノウ ユミコ]
著・文・その他

内容説明

どういう料理を作るかは野菜が決めてくれる―今日から野菜との付き合い方が変わる。心に深くしみるレシピも満載。著者初めてのエッセイ。

目次

その1(大地の恵みに向かい合う―人参とトマトの味噌炒め;「料理」そのものを楽しむこと―豆腐とこんにゃくのハヤシライス;おやつは砂焼き芋―極上の焼き芋 ほか)
その2(ネパールで暮らした日々―ネパール風レンズ豆のスープ;野草讃歌―うこぎご飯;みんな神様が作ったものだから―おいしい空気というごちそう ほか)
その3(自然食にめざめたきっかけ―野沢菜漬け、桜の花の塩漬け;日本の調味料の素晴らしさ―混ぜるだけでできるチョコレートケーキ;私の料理教室―長芋のとろろスープ ほか)

著者等紹介

カノウユミコ[カノウユミコ]
生来の料理好きで小学生の頃から独学で料理を学ぶ。高校生の時、自然食に出会い、野菜や穀物を中心とした精進料理・ベジタリアン料理の世界の魅力の虜になる。1995年、東京、萩窪でベジタリアンの総菜を入れた天然酵母の総菜パンの店「かのう屋」を開く。1999~2000年、ネパールのエコロジーホテルの立ち上げに参加。2001年、東京、世田谷で精進料理「菜懐石仙」を開く。長年の野菜料理探求により、オリジナルの野菜料理の世界を築き、料理研究家として本や雑誌、テレビ等で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

3
一万時間で料理が「自立」したという話が心に残った。よく「いのちをいただく」というけれど、動物だけではなく、野菜も日の光を浴びて生きているいのちであると改めて認識した。もっと日々の食事を(本当の意味で)豊かにしたいと思える本だった。食べ物は運命も変える、本当にその通りだと思う。2011/04/09

バーベナ

3
料理にまつわるエッセイだけれども、話はそれだけに留まらず。野菜から自分の死まで・・・。死を特別なこととして捕らえず、日々の延長としてとらえている姿勢に、静かに共感する。著者のレシピ本も読んでみよう。2011/03/07

にがうり

2
ここいただきます、と共感できる部分と、うーん、と思う部分がありました。自然農法や食を極めていくと、スピリチュアルというか、宗教的になっていくのですよね… *** 本棚整理2013/09/19

ジュリ

2
野菜と心が通じてる、そう思った。 植物も生きている。食べるということは、命を殺しているということだ。食物を大切に扱わなければいけない。2013/06/12

イブスキ シンイチロウ

2
作る料理は野菜が決めてくれる、という言葉を読むだけでも読む価値のある一冊。通常のレシピ本のように、レシピを提供するというゴールだけではなく、そこに至るまでのプロセス、特に精神面でも姿勢や考え方まで丁寧な言葉で綴られているところが特徴です。料理というジャンルを超えて、人が食べるとは何か、という禅的なところまで楽しめる一冊。2011/03/23

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