出版社内容情報
200人に免許返納させたノウハウを伝授!
高齢ドライバーによる悲惨な暴走事故が後を絶たない。
「大事故を起こす前に、うちの親には今すぐ免許を返納してほしい!」
あまりに壮絶な事故現場のニュース映像を目にして、
そう思った方も多いはずだ。
ところが、そんな家族の思いとはウラハラに、
子どもや家族の免許返納の説得に耳を貸さない高齢ドライバーもまた多い。
ひと口に高齢ドライバーといっても、その生活環境は様々。
つまり、高齢ドライバーが免許返納を納得するツボもまた
実はケースバイケースで様々だ。
著者は、年間200人以上の高齢者ドライバーに
運転をやめるようすすめてきた
スゴ腕の認知症の専門医で愛知県公安委員会認定医。
本書では、著者が体験してきた様々な高齢ドライバーへの対応を
コミックと解説でわかりやすく紹介しながら、
運転をやめさせるためのノウハウを伝授。
本書で掲載した主だった22の事例のなかには、
あなたのご家庭でも参考になるケースが
きっと見つかるはずだ。
内容説明
ガンコな親もこれで免許返納!ケアマネ必読!年間200人の高齢ドライバーを免許返納させた公安委員会認定医が実例を伝授!
目次
第1章 知っておきたい!高齢ドライバーと運転免許証の基本(認知症の人は「運転はダメ」と決まっている;高齢ドライバーがどの段階にいるか確認する;運転免許証更新に必要な認知機能検査とは? ほか)
第2章 事例で解説!高齢ドライバーに運転をやめさせる方法(不安なので妹に車を預かってもらったものの…意地でも買い物に行こうとします;運転させたくなかったので車のキーを隠したら…1日に100回以上、電話をかけてきます;塀に衝突する事故を起こしたのに…事故のことを忘れて新車を購入 ほか)
第3章 運転をやめてもらった後、どうする?(運転をやめた後に生じる不便はどうする?;STEP1 地域包括支援センターに相談する;STEP2 介護保険を利用する ほか)
著者等紹介
川畑信也[カワバタノブヤ]
認知症専門医。愛知県公安委員会認定医。八千代病院神経内科部長。愛知県認知症疾患医療センター長。1983年昭和大学大学院(生理系生化学専攻)修了後、国立循環器病センター内科脳血管部門、秋田県立脳血管研究センター神経内科を経て、2008年八千代病院神経内科部長、2013年愛知県認知症疾患医療センター長兼任。1996年から認知症の早期診断と介護を目的に「もの忘れ外来」を開設し、現在までに8,000名の患者の診療を行う。また、2015年から愛知県公安委員会認定医(運転免許臨時適性検査)として運転認知機能検査で記憶力・判断力の衰えが指摘された年間200人以上の高齢者に対して、運転をやめるよう指導・説得している。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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takao
海戸 波斗
あるなし