内容説明
急増する買い物トラブル、カード・トラブル、悪質商法、借金問題。その予防法と解決法を実例で解説。
目次
第１章 買い物トラブルに巻き込まれないために（消費生活と契約―契約社会、その被害から消費者を守る；クレジット―クレジットでの買い物は、借金をすること ほか）
第２章 悪質商法の被害にあわないために（甘い言葉、巧みな話術、インターネットなどもフル活用―高齢者や若者を狙う悪質商法；カード犯罪と新型悪質犯罪―コンピュータネットワークの普及で急増中）
第３章 借金で失敗しないために（金銭貸借の基礎知識―安易な気持ちで借金を重ねると悲劇を招く；クレジットカードの便利さと危うさ―カード使用の領域拡大で、リスクも増える；高金利の金融―法外な利息のヤミ金、根保証が問題の商工ローン）
第４章 返済困難になったら（債務を整理する―支払い困難・支払い不能になったら；特定調停を利用する―毎月、債務総額の２～３％返済可能なら検討；個人民事再生を利用する―債務を圧縮し、一定の収入で生活を立て直す；自己破産を利用する―抱える債務を所有する全財産で一挙に整理する）
著者等紹介
安彦和子［アビコカズコ］
弁護士。昭和４８年弁護士登録し現在に至る。第一東京弁護士会所属。専門は消費者問題。おもな担当裁判にベルギーダイヤモンド、豊田商事など。東京家庭裁判所調停委員、独立行政法人国民生活センター客員講師、常磐大学大学院教授などを兼任
田澤とみ恵［タザワトミエ］
昭和６３年より独立行政法人国民生活センター相談員として現在に至る。同センター相談調査部総括主任相談員。社団法人全国消費生活相談員協会常任理事。消費生活専門相談員（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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