出版社内容情報
縄文人にもファッションがあった!
編布研究に半生をかけ、編布の数々の謎を解明した名著。
・日本最古〈縄文〉のまぼろしの布、「編布」の謎が解けた
・衣を付けた土偶や、出土遺物から、素材・道具・制作技法を解明
・縄文時代のファッションを復元
2020年の同書「増補版」を底本とした「新装版」刊行。
内容説明
縄文時代の布・アンギン(編布)研究に半生をかけた名著の新装版。第56回(2022年)吉川英治文化賞受賞。日本最古“縄文”のまぼろしの布・アンギンの数々の謎を解明・考古学の通説を覆す!!土偶や出土遺物から素材・道具・製作技法を解明!!縄文人のファッションを再現、縄文時代の豊かな精神文化にも触れる!!
目次
1 出会った縄文人の布
2 縄文人の布は細く長く生きた
3 縄文人の衣服の謎
4 縄文の布の謎解き
5 ついに縄文人の布は復原できた
6 編布の衰退と今後のゆくえ
7 研究の中で
8 研究は続く―世界の編布と縄文人の豊かな発想
著者等紹介
尾関清子[オゼキキヨコ]
1929年(昭和4)愛知県江南市生まれ。愛知県立尾北高等学校卒業、名古屋工業大学工業化学科内地留学。東海学園女子短期大学(現、東海学園大学)講師、助教授(専攻は生活文化史)を経て、同大学名誉教授。1996年(平成8)第5回相沢忠洋賞受賞。2018年(平成30)博士(文学・立命館大学)。2022年(令和4)第56回吉川英治文化賞受賞。(主な著書)「縄文時代の布―編布・織布とその製作技法」『生活学1989』日本生活学会、1988年(1988年 日本生活学会研究奨励賞受賞)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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