出版社内容情報
プロバイオティクスとは、人体に有益な微生物を含んだ食品のこと。乳酸菌やビフィズス菌が代表ですが、どのような効果があるのか、なぜ21世紀の健康生活に不可欠なのかを、最新の医学研究データをもとに徹底的に解明します。
遺伝子治療ではアメリカが一歩先んじた先端医療開発競争ですが、その二の舞を踏むまいとEUが一大プロジェクトとして研究開発しているのがプロバイオティクスです。プロバイオティクスとは、乳酸菌やビフィズス菌などの人体に有益な働きをする微生物を含んだ食品のことです。最新の研究では、生活習慣病やがんの予防効果ばかりでなく、老化防止効果のあることもわかっています。 21世紀は予防医療の世紀といわれ、病気にかかりにくい体づくりのためには何が必要かが医学のテーマとなっていて、その一つとしてプロバイオティクスが一躍脚光を浴びているわけです。本書は、最新の研究データをもとにプロバイオティクスのすべてを解明します。
内容説明
病気知らずの体づくりは、乳酸菌・ビフィズス菌から。抗生物質が効かない!21世紀は共生物質の時代。
目次
第1章 有用菌と「共生」する時代がはじまった
第2章 乳酸菌・ビフィズス菌の驚異のパワー
第3章 乳酸菌効果で美肌と若い体に
第4章 乳幼児の病気を防ぎ、健やかに育てる
第5章 生活習慣病(成人病)と老化を防ぐ
第6章 乳酸菌、ビフィズス菌の効果的なとり方
おわりに―“予防医学”の新しいかたち「プロバイオティクス」
著者等紹介
中谷林太郎[ナカタニリンタロウ]
東京医科歯科大学名誉教授
平塚秀雄[ヒラツカヒデオ]
平塚胃腸病院院長
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。