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出版社内容情報
ヤンマ産業の本、できました!
"YAMMAとは、山崎ナナさんが2008年にスタートしたヤンマ産業によるアパレルブランドです。在庫を持たず、シーズンごとに全国30か所ほどの雑貨店・セレクトショップ・ギャラリーなどで受注会を行い、受注してから提携する工房に縫製を依頼。数か月後にお客様に完成品を届けるという、既存のアパレル業界のシステムとは一線を画したスタイルや、日本の伝統布である「会津木綿」をメイン素材とする流行に左右されず、普段着として長く愛用できる服が共感を呼び、多くのファンを得てきた人気ブランドです。本書はそんなYAMMAのスタイルを作り上げた原動力であり、2015年には会津木綿の織元の危機を救うべく自ら織元になるなど、パワフルな人柄も人気の山崎ナナさんによる初の著書。YAMMAの洋服やその独特なものづくりのしくみがどのようにして生まれてきたのか、そこに山崎さんのどんな思いが込められているのかが、ヤンマ産業の歩みとともに語られます。YAMMAファンはもちろん、身のまわりにあふれかえるモノとの向き合い方を見直したいと考えているような方にも手にとってほしい一冊です。"
【編集担当からのおすすめ情報】
読み応えあるYAMMAのブランドストーリーはもちろん、YAMMAのウエアカタログ、会津木綿織元の工場案内、会津木綿の多彩な模様を紹介する「縞帳」など、見て楽しく、資料性も高いコンテンツをたっぷり収録しています。日本の伝統工芸、伝統産業、伝統染織などに関心のある方にも楽しんでいただける内容です。
内容説明
ヤンマ産業の本、できました!在庫を持たず、セールもしない。アパレルの常識を覆す“小さな産業革命”を続けるブランドのコト(物語)からモノ(服)まで。
目次
1 ヤンマ産業ができるまで(社会に向けてできることって、なんだろう?;ファッションと私 ほか)
2 会津木綿を使うわけ(会津木綿との出会い;何をどうすればいいのだろう? ほか)
3 百年先をめざして(“はらっぱ”という会社;続けるための決断 ほか)
4 日本の美しい布を探して(美しい手仕事布はまだまだあった;布探しの旅で知ったこと ほか)
著者等紹介
山〓ナナ[ヤマサキナナ]
熊本生まれ。ヤンマ産業株式会社代表、アパレルブランド「YAMMA」およびショールブランド「hao―芭織」デザイナー。東京藝術大学大学院修了。2008年1月にヤンマ産業を立ち上げ、同時にYAMMAをスタート。2015年にはメイン素材として使用していた会津木綿の織元が廃業の危機に瀕したことを受け、事業を継承するための新会社「株式会社はらっぱ」を設立し、共同代表(副社長)に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。